2015年06月26日

「「頭を体から切り離し他人と結合」難病男性が手術へ」 「2年以内には手術を行いたいとしています。」

Web拍手:


「「「頭を体から切り離し他人と結合」難病男性が手術へ」 News i - TBSの動画ニュースサイト」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2526705.html


難病に苦しむ30歳のロシア人男性が自分の頭を体から切り離し、 脳死状態になった他人の体と結合する手術を受けると発表しました。

 25日に会見したのは脊髄性筋萎縮症を患う男性(30)です。この病気にかかった患者の平均寿命は短く、男性も症状が急激に悪化しています。そこで、イタリア人医師が提唱している自分の頭部と脳死状態となったドナーの身体を結合する手術を受ける決意をしました。

 「とても楽観的にいます。楽しみです。できるかぎり早く行われるよう実現を目指しています」(ワレリー・スピリドノフさん)

 手術中は、頭部とドナーの身体を冷却し、細胞が死なないようにするということですが、100人以上の医療スタッフが必要で手術時間は36時間に及ぶ見通しです。イタリア人医師は、手術費用1500万ドル、およそ18億円を集めていて、2年以内には手術を行いたいとしています。(26日16:47)



そんなことができるのだろうか.
筋萎縮症ということは,「神経がつながらなくてもいいから,とにもかくにもまずは生き延びる」ということなのだろうか.




posted by NOIKE at 21:11 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

単に「元から耐性を持っていた人たちだけが生き延びた」わけではなくて,遺伝子変化で後から耐性を獲得したのか! すごいなー.

Web拍手:


「人間の脳を食べて死に至る脳疾患を克服した一族の驚異的な「進化論」とは? - GIGAZINE」
http://gigazine.net/news/20150616-fore-darwinian-evolution/


ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのジョン・コリンジ博士らの研究チームは、クールー病の流行をくぐり抜けてきたフォア族の人の遺伝子を調査したところ、フォア族に特有の遺伝的変異を発見しました。それは、人間や多くの他の脊椎動物がグリシンというアミノ酸配列を持つある部分でフォア族がグリシンではなくバリンを配列しているというもので、この遺伝子配列の違いがクールー病への耐性を持つ鍵だとコリンジ博士は考えました。

そこで、コリンジ博士らが通常のマウスとフォア族特有の遺伝子配列を再現したマウスの2種類を使って実験したところ、後者がクールー病への耐性を獲得することが分かったとのこと。また、この遺伝子配列がクールー病に限定されず、クロイツフェルト・ヤコブ病全般に有効であることも分かったそうです。「フォア族に特有の遺伝的変化はクールー病が流行する過程で獲得した遺伝的進化であり、まさにダーウィンの進化論が人間に生じている顕著な例です」とコリンジ博士は述べています。

フォア族の進化した遺伝的特性は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの他のプリオンに起因すると考えら得る脳疾患の効果的治療法の研究開発にも役立つと期待されているとのことです。





単に「元から耐性を持っていた人たちだけが生き延びた」わけではなくて,遺伝子変化で後から耐性を獲得したのか!
すごいなー.




==

2015年06月13日
「脳を食した部族の研究、難病解明のヒントに | Reuters」 「やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという」 耐性がついた人もいるのか! すごいなぁ.
http://knoike.seesaa.net/article/420593034.html


posted by NOIKE at 18:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

「脳を食した部族の研究、難病解明のヒントに | Reuters」 「やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという」 耐性がついた人もいるのか! すごいなぁ.

Web拍手:


「脳を食した部族の研究、難病解明のヒントに | Reuters」
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0OR0YH20150611


[ロンドン 10日 ロイター] - 英国やパプアニューギニアの科学者グループは、蛋白質「プリオン」が原因となる病気の科学的解明のため、かつて脳を食べる習慣があったパプアニューギニア高地の部族についての研究を進めている。パーキンソン病や認知症の治療にもヒントを与える可能性があるという。

かつて親族の葬式にその脳を食べる儀式を行っていたパプアニューギニアのフォア族は、それが主因でクールー病と呼ばれるBSE(狂牛病)に似た病気がまん延したが、やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという。

英科学誌ネイチャーに掲載された研究によると、科学者チームはフォア族の研究によって、この特定のプリオン耐性遺伝子を突き止め、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)すべてに有効であることを発見した。

プリオンは感染症の病原体として人間ではCJD、畜牛ではBSEといった死に至る脳症を引き起こす。プリオンが原因で認知症を発症するケースもあり、科学者らはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患が進行するプロセスを知る手がかりになると考えている。



「やがて病気に対する遺伝的な耐性を身につけたという」
耐性がついた人もいるのか! すごいなぁ.




posted by NOIKE at 04:07 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月30日

「人間の目に暗視機能を付与する「目薬」が開発される、暗闇で50m先まで視認可能」「深海魚から発見されたクロリンe6(Ce6)と呼ばれる光感受性物質を利用。この物質は夜盲症の治療やがん治療などにも使われる場合もあります。」 なんか,目(眼球)が真っ黒になっている... .ホントにこの状態から元に戻るのだろうか.

Web拍手:


「人間の目に暗視機能を付与する「目薬」が開発される、暗闇で50m先まで視認可能 | BUZZAP!(バザップ!)」
http://buzzap.jp/news/20150330-night-vision-eyedrop/

「A Review on Night Enhancement Eyedrops Using Chlorin e6 | Science for the Masses」
http://scienceforthemasses.org/2015/03/25/a-review-on-night-enhancement-eyedrops-using-chlorin-e6/


アメリカ合衆国カリフォルニア州で活動する研究チームScience for the Masses (SfM) が人間の眼球に注入することで、一晩に渡って暗闇の中の50m先の人間を視認できる暗視機能をもたらすことに成功したと発表しました。

SfMの研究者たちは深海魚から発見されたクロリンe6(Ce6)と呼ばれる光感受性物質を利用。この物質は夜盲症の治療やがん治療などにも使われる場合もあります。これまでSfMはこの物質を光増感剤として動物実験を行っていましたが、次のステップに進むために研究メンバーのGabriel Licinaさんが人体実験に同意し、今回の実験が行われました。

最初、Licinaさんはよく目を洗い、まぶたを検鏡で固定。クロリンe6と生理食塩水、インシュリン、ジメチルスルホキシドを混ぜた50マイクロリットルの液体をピペットで滴下しました。特に結膜嚢からは網膜の光感知細胞へと物質が運ばれやすいため重点的に狙って滴下されました。また、ジメチルスルホキシドには細胞の浸透性を高め、より吸収しやすくする効果があります。




その後2時間程度経って暗視効果が現れてきたタイミングでチームは闇夜で実験を開始。Licinaさんは10m先の手のひら大のものを識別し、それよりも遠い距離で異なった背景の中で動く物体を捉え、文字や数字のシンボルをも認識することができました。

次いで行われた実験では50m先の木立の中に立つ人々をレーザーポインターで全員正確に場所を当てることに成功。その中には木に寄り掛かるようにして立っていた人も含まれています。この実験はLicinaさん以外の人が行った場合は正解率は1/3程度とのこと。

なお、Licinaさんの目は翌朝には通常の状態に戻り、副作用も発見されなかったとされています。





「A Team of Biohackers Has Figured Out How to Inject Your Eyeballs With Night Vision - Mic」
http://mic.com/articles/113740/a-team-of-biohackers-has-figured-out-how-to-inject-your-eyeballs-with-night-vision

なんか,目(眼球)が真っ黒になっている... .
ホントにこの状態から元に戻るのだろうか.


posted by NOIKE at 17:59 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

「子供用補助心臓を再導入へ…国循など25年ぶり : ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)」

Web拍手:


「子供用補助心臓を再導入へ…国循など25年ぶり : ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)」
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150302-OYO1T50010.html


25年前に開発されたが、使われることなく生産停止となった子供用の補助人工心臓を国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)などの研究グループが復活させる。今年1月には大阪大病院で、心臓移植を待っていた女児が、ドイツ製の機器を臨床試験(治験)で装着する前に容体が急変し亡くなっており、国循は早期の導入を目指す。複数の機種が使われるようになれば、機器の性能向上などにつながると期待される。

 国循は1990年、3種類のポンプ(容量20、40、70cc)の補助人工心臓を開発し、国の承認を受けた。大人用(同70cc)はこれまで1000人以上に使われたが、子供向けの20、40ccは対象者がおらず、生産を停止した。

 その後、2010年の臓器移植法改正で子供の脳死臓器提供が可能になると、心臓移植を待つ間、弱った心臓の働きを助ける機器の必要性が高まり、国循の巽英介・人工臓器部長らが復活に取り組んできた。

 当時の設計図が残っておらず、研究グループは実物を元に図面を作製。体重約10〜30キロ(1〜10歳程度)の子供向けに、容量30ccのポンプを完成させた。人工弁などの性能は良好で、動物実験では3か月以上、安全に使用できたという。

 機器はドイツ製と同じタイプ。心臓の左心室に管をつないで血液を体外のポンプに送り、別の管で大動脈に戻して全身に送る。巽部長は「使用方法は大人用の機器と同じ。現場の医師も容易に扱える」とする。

 当時の機器とは容量などが異なるが、大人用の改良版として早期に使用が認められる可能性があるという。

 子供用補助人工心臓は、国内では2012年から東京大病院と阪大病院がドイツ製機器の治験を行い、今夏にも国から承認される見通しだ。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓移植を待つ15歳未満の患者は、今年2月2日の時点で21人。補助人工心臓に詳しい村上新・金沢西病院(金沢市)副院長は「国内で移植を待つ場合、長期の使用が予想される。安全性など人工心臓の性能を高めていく上でも、競合製品を出す意義は大きい」と話す。

2015年03月02日 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun



「子ども用補助心臓が復活…25年前に開発し生産停止 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=112586


25年前に開発されたが、使われることなく生産停止となった子ども用の補助人工心臓を大阪府吹田市の国立循環器病研究センター(国循)などのグループが復活させる。

 今年1月には大阪大病院で、心臓移植を待っていた女児が、ドイツ製の機器を臨床試験(治験)で装着する前に容体が急変し亡くなっており、国循は早期の導入を目指す。

 国循は1990年、大人用と子ども用の補助人工心臓を開発し、国の承認を受けた。大人用はこれまで1000人以上に使われたが、子ども向けは対象者がおらず、生産を停止した。

 その後、2010年の臓器移植法改正で子どもの脳死臓器提供が可能になると、心臓移植を待つ間、弱った心臓の働きを助ける機器の必要性が高まり、国循の巽たつみ英介・人工臓器部長らが復活に取り組んできた。当時の設計図が残っておらず、研究グループは実物を基に図面を作製。体重約10〜30キロ(1〜10歳程度)の子ども向けの補助人工心臓を完成させた。動物実験では3か月以上、安全に使用できたという。

 当時のものとはポンプの容量などが異なるが、大人用の改良版として早期に使用が認められる可能性があるという。巽部長は「使用方法は大人用の機器と同じ。現場の医師も容易に扱える」とする。

 現在、国内で使用可能な子ども用の補助人工心臓は承認されておらず、12年から東京大病院と大阪大病院がドイツ製機器の治験を行い、今夏にも国から承認される見通しだ。

(2015年3月2日 読売新聞)



posted by NOIKE at 21:44 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月10日

「iPS細胞から視神経細胞作製に成功、世界初」

Web拍手:


「「iPS細胞から視神経細胞作製に成功、世界初」 News i - TBSの動画ニュースサイト」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2416378.html


国立成育医療研究センターが、ヒトのiPS細胞から視神経の細胞を作り出すことに世界で初めて成功したと発表しました。緑内障など、目の病気の解明や治療薬の開発につながることが期待されると話しています。

 ヒトのiPS細胞から視神経の細胞を作り出すことに成功したのは、国立成育医療研究センターの東範行眼科医長らの研究チームです。

 視神経細胞は眼と脳をつなぎ網膜に映った視覚の情報を脳に伝える細胞で、研究チームはiPS細胞を特殊な条件で培養することで非常に効率よく視神経の細胞を作ることができたということです。

 研究チームは「視神経の障害で起きる緑内障などのメカニズムの解明や、治療薬の開発の研究に大きな道が開けた」と話しています。



posted by NOIKE at 22:30 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月28日

「幹細胞からの発毛に成功。米研究」「米サンフォード・バーナム医学研究所」「マウスに移植したヒトの多能性幹細胞を皮膚乳頭細胞へと分化させ、人毛を誘発できた。」

Web拍手:


「Using stem cells to grow new hair」
http://beaker.sanfordburnham.org/2015/01/using-stem-cells-to-grow-new-hair/

「【やじうまPC Watch】幹細胞からの発毛に成功。米研究 - PC Watch」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20150128_685671.html


米サンフォード・バーナム医学研究所は27日(現地時間)、ヒトの多能性幹細胞を使って新しい毛髪を生やすことに成功したと発表した。

 これまでの同様の研究では、頭部の毛髪卵胞を移植する形だったが、今回の成果はヒトの多能性幹細胞を用いて、ヒトの毛髪を生やすことができる新しい細胞を生成できた点にある。

 成人の場合、皮膚乳頭細胞は体外では増長できず、育毛機能をすぐに失ってしまう。しかし、この手法を用いた実験では、マウスに移植したヒトの多能性幹細胞を皮膚乳頭細胞へと分化させ、人毛を誘発できた。

 今後は人体での臨床実験を行なっていく予定。米国では4千万人以上の男性と2,100万人以上の女性が抜け毛に悩んでおり、今回の研究がその打開策になるものと期待されるとしている。



posted by NOIKE at 16:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月26日

「東芝、全自動 DNA 検査装置などを発売」「また、食中毒原因菌14種を2時間以内に同時判定する「衛生管理用検査キット」を4月から販売開始する。定価は9,500円(税別)。」

Web拍手:


「東芝、全自動 DNA 検査装置などを発売 - インターネットコム」
http://internetcom.jp/webtech/20150126/toshiba-sells-dna-testing-equipment.html


東芝は、DNA の増幅・検出・判定までを全自動で行う DNA 検査装置「GenelyzerTMU(ジェネライザー)」を発売した。定価は800万円。また、食中毒原因菌14種を2時間以内に同時判定する「衛生管理用検査キット」を4月から販売開始する。定価は9,500円(税別)。

「GenelyzerTMU」は、検体から抽出した核酸サンプルを検査用 DNA チップカードに添加し装置にセットするだけで、何の DNA かを判定する検査装置。従来、手作業で行っていた試薬調製や、別装置で行っていた増幅操作などを自動化し、検査開始までの手間を極力省略化することにより、2時間以内の判定を可能とした。また4スロットあるため、複数の同時検査ができる。

「衛生管理用検査キット」は、川崎市健康安全研究所との共同研究の成果と、短時間で多項目同時検査ができる DNA チップの特性を活かし、2時間以内に食中毒原因菌14種(22遺伝子)の同時判定ができる製品。検査用 DNA チップカード内に必要試薬類をパッケージ化し、検査ごとの試薬準備・配合などの手間を極力省略した。従来の培養法では、菌種ごとに個別の作業や試薬調製が必要で、腸管出血性大腸菌/カンピロバクター/サルモネラなどの食中毒原因菌を検出するには、4、5日程度が必要だった。



ほぼ全自動で,どちらも 2時間で判定できるのか!
これって,地味にすごいことのような気がする.

全自動洗濯機の時代から,全自動DNA解析器の時代へ.
「一家に一台!」という時代も遠くない将来にくるのかなぁ.


posted by NOIKE at 17:34 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月15日

「6歳未満脳死:移植ネット、両親のコメント一部削除」 「削除部分で両親は小児用の補助人工心臓が未承認である現状の改善を訴えていた。」

Web拍手:


「6歳未満脳死:移植ネット、両親のコメント一部削除 - 毎日新聞」
http://mainichi.jp/select/news/20150115k0000m040123000c.html


毎日新聞 2015年01月14日 21時08分(最終更新 01月14日 22時34分)

 大阪大病院(大阪府吹田市)の6歳未満の女児の脳死判定を巡り、日本臓器移植ネットワークが両親のコメントの一部を削除して公表していたことが分かった。ネットワーク側は両親の承諾を得ていたとしているが、削除部分で両親は小児用の補助人工心臓が未承認である現状の改善を訴えていた。阪大病院が14日、削除部分を含めた全文を公表した。

削除部分で両親は「娘の死により伝えたいことがあります。小さい子に、リスクの高い一時的な簡易の機械しかつけられないという現状です」「子供用の補助人工心臓は海外では何年も前から使われています。他の子どもと家族に同じことが起こらないためにも一刻も早く改善してほしい」などとしている。コメント31行のうち9行分が削除された。

 阪大病院によると、国内では小児用の補助人工心臓は未承認だ。特発性拡張型心筋症を発症し、心臓移植を待っていた女児は先月上旬から、脳梗塞(こうそく)のリスクが高い緊急用の人工心肺装置を使っていた。

 しかし、緊急用の人工心肺装置は長期間使うと血栓ができやすいとされる。女児は血栓が脳の血管に詰まって脳梗塞を起こし、脳死に至った。

 国内ではドイツ製の小児用補助人工心臓の臨床試験(治験)中で今夏にも承認される見通し。女児も治験で人工心臓を装着する予定だったが、手術前日に脳梗塞を起こし治験に参加できなくなった。

 ネットワークはコメントの削除について「病院や家族と話し合い、治療過程への思いについては阪大病院で公表することにした」と説明している。

 一方、女児の臓器摘出手術は14日朝に終わり、肺と肝臓、二つの腎臓が岡山大病院など3病院で患者に移植された。【吉田卓矢、斎藤広子】



posted by NOIKE at 21:03 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月22日

「脳のがん ウイルス療法…東大医科研が治験開始 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)」

Web拍手:


「脳のがん ウイルス療法…東大医科研が治験開始 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)」
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=109914


 東京大医科学研究所病院は、悪性脳腫瘍の一種である「膠芽腫こうがしゅ」の患者を対象に、がん細胞だけに感染するウイルスを使った国内初の医師主導治験を始めると発表した。

 このウイルスは、同大の藤堂具紀ともき教授らが開発したもので、口の周囲の疱疹ほうしんの原因になるヘルペスウイルスの遺伝子を組み換え、正常な細胞には無害で、がん細胞だけに感染するようにした。ウイルスが周囲のがん細胞に感染して、次々とがん細胞を破壊すると期待されている。

 治験の対象は、膠芽腫を切除し、放射線と薬物治療後に腫瘍が残っていたり、再発したりした患者約30人。脳にできた腫瘍の中にウイルスを最大6回まで投与し、有効性を確かめる。

 研究グループは2009年から膠芽種の患者を対象に、このウイルスを使った臨床研究を始め、安全性を確認している。また、前立腺がんなどを対象とした臨床研究も実施している。

 藤堂教授は「このウイルスを使うと、がんの元となる幹細胞を殺すことができる。遠隔に転移したがんにも効果的で、再発の予防にもつながると期待される。治験を進め、国産初のがん治療用ウイルス薬として、3年以内の医薬品申請を目指したい」と話している。

(2014年12月22日 読売新聞)



posted by NOIKE at 20:52 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。