2012年12月24日

「放射性セシウム光らせ、確認できる検出薬を開発」

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「放射性セシウム光らせ、確認できる検出薬を開発」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121222-OYT1T00643.htm?from=rss&ref=rssad


放射性セシウムを光らせ、目で確認できる検出薬を開発したと、独立行政法人物質・材料研究機構(茨城県つくば市)のチームが発表した。


 人体や環境への悪影響がないことを確認できれば実用化を目指す。原発事故の除染などに役立てたいという。

 同機構の有賀克彦主任研究者と森泰蔵博士研究員らが、市販の3種類の試薬を使って開発した。この検出薬はセシウムを包み込む性質を持ち、セシウムを含む土などにかけて紫外線を照射すると、青緑色に光ることを確認した。

 地面や植物の表面など、数ミリ・メートルの小さな範囲でも検出でき、家の中や庭などでも活用できそうだという。

 この検出薬はカリウムなども光らせるが、色の違いでセシウムと区別できるとしている。

(2012年12月23日08時36分 読売新聞)



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2012年12月16日

「宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器は直線30km」 莫大な予算を使ってこういうことをするのは,もうやめようよー.作ってからも莫大な予算がかかるし.

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「宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器は直線30km」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121216-OYT1T00344.htm?from=rss&ref=rssad


宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について技術的検討を行ってきた日米欧などの国際研究チームは15日、ILCの設計書が完成したと発表した。


 国内では東北の北上山地や九州の脊振
せふり
山地が候補地にあがっており、同チームは今後、建設地の選定を進める。

 ILCは、長さ約30キロ・メートルの直線の地下トンネル内で、電子と陽電子を加速し衝突させ、宇宙誕生直後と同じ高エネルギー状態を再現する大型施設。質量の起源とされる「ヒッグス粒子」の詳しい性質や宇宙にある暗黒物質の正体などを研究する。2010年代後半の建設開始を見込む。

 最大の課題は約8000億円とされる建設費の調達だが、設計書では、2本作る構想もあったトンネルを1本にするなど、コスト削減を図った。

(2012年12月16日12時12分 読売新聞)



莫大な予算を使ってこういうことをするのは,もうやめようよー.
作ってからも莫大な予算がかかるし.
SPring-8 か KEK を取り壊すのでなければ.
壊すのなら,KEK のほうだな.


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2012年09月27日
「113番目の新元素、理研が新証拠を「発見」」 「電力が足りない」と言われている中で SPring-8 をぶん回したのかなー? 私は,これは,手放しでは喜べないわー.大きな成果ではあるけれど.
http://knoike.seesaa.net/article/294457323.html

2012年01月08日
お金も電力も余裕なく,毎日ゆっさゆっさゆれまくってるのに 8000億円かけて直線加速器つくってどーするよ. いまの日本は,むしろ SPring-8 と KEK のどっちかをつぶさないといけないくらいの状況でしょ?
http://knoike.seesaa.net/article/244895008.html

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2012年03月12日
「ニュートリノ全体像が判明、宇宙誕生の謎に迫る」
http://knoike.seesaa.net/article/257123449.html

2011年12月14日
「未知の「神の粒子」、発見の可能性高まる」
http://knoike.seesaa.net/article/240334166.html

2011年12月08日
「世界の物理学者が探し続けた「神の粒子」発見か」
http://knoike.seesaa.net/article/239436659.html

2011年09月24日
「現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ」
http://knoike.seesaa.net/article/227420299.html

2011年09月24日
まだ "確認" はできてない気が... .
http://knoike.seesaa.net/article/227420115.html

2011年06月15日
「ニュートリノ第3の変化、宇宙誕生の謎に迫る?」
http://knoike.seesaa.net/article/209935693.html

2010年11月18日
「「天使と悪魔」に登場…反物質、瓶閉じこめ成功」
http://knoike.seesaa.net/article/169814860.html

2010年03月08日
「300キロ先で「ニュートリノ」観測」
http://knoike.seesaa.net/article/152843046.html

2008年10月09日
後輩のためにも,もっとはっきり言ったほうがいいんじゃないかなぁ
http://knoike.seesaa.net/article/152835889.html


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2012年12月13日

「海洋生物の「祖先」は陸生だった? 進化の定説覆す発表」 クラゲじゃなくキノコみたいなものだ,ということですね.そうだろうねぇ.クラゲっぽいモノが残る気がしないもの.

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「海洋生物の「祖先」は陸生だった? 進化の定説覆す発表」
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2916513/9989393


【12月13日 AFP】原始海洋生物の祖先だと考えられてきた5億年以上前の化石群が、実は陸生生物の化石群だった可能性を指摘する研究論文が、12日の米科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。この説が正しければ、原始生物は陸に上がる前に数十億年にわたり海の中で繁栄していたとする従来の定説が覆えされるかもしれない。

 6億3500万年前〜5億4200万年前までさかのぼる「エディアカラ(Ediacara)生物群」は、1946年にオーストラリア南部で発掘された。長い間、クラゲや蠕虫(ぜんちゅう)、「ウミエラ」と呼ばれる花のような海底動物などの化石群だと考えられてきた。

 だが米オレゴン大学(University of Oregon)の地質学チームが非常に緻密な化学顕微鏡分析技術を用いて行った研究では、これらの化石が陸生生物のものだった可能性が高いとの結論に至った。さらにチームは、この生物は動物ではなく、菌類と藻類が一緒になった共生体「地衣類」か、微生物の集落(コロニー)ではないかとみている。

 論文執筆者のグレゴリー・レタラック(Gregory Retallack)氏は「エディアカラ生物群が動物の祖先から外されることになり、進化系統樹に影響を及ぼす発見だ」と述べている。同氏によるとこれらの化石は進化の過程上、海洋生物の種が爆発的に増えた「カンブリア爆発(Cambrian Explosion)」より少なくとも2000万年先駆けて、陸上には独立して多様な系統に進化する生物群が存在していたことを示しているという。

 ただし、レタラック氏は他の地域でも化石が見つかっているエディアカラ生物群の全てが陸生だったわけではないとも付け加えている。

 アリゾナ州立大学(Arizona State University)地球・宇宙探査大学院(School of Earth and Space Exploration)のポール・クナウス(Paul Knauth)氏はこの論文について、レタラック氏の仮説が正しいとすれば、海生から陸生への移行を定説よりも早く達成した生物が存在したことを示す発見だと述べ、さらに「移行がこの逆の方向(陸生から海生)に起きた可能性」さえも示唆するとコメントした。

 一方、米国の研究者の中には、今回提示された証拠が「説得力に欠ける」と指摘する声も上がっている。(c)AFP



クラゲじゃなくキノコみたいなものだ,ということですね.
そうだろうねぇ.
クラゲっぽいモノが残る気がしないもの.






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2012年11月25日

「動物のつむじがかわいすぎる」 ある動物にはあるのか! ネコでつむじを探したことがあるのだけど,いまだに出会えない.そもそもつむじってどういう原理で出来上がるのだろう? 赤ん坊のときの頭蓋骨の開き具合で確定するとかかな?

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「@nifty:デイリーポータルZ:動物のつむじがかわいすぎる」
http://portal.nifty.com/kiji/121121158437_1.htm

ある動物にはあるのか!
ネコでつむじを探したことがあるのだけど,いまだに出会えない.

そもそもつむじってどういう原理で出来上がるのだろう?
赤ん坊のときの頭蓋骨の開き具合で確定するとかかな?





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2012年11月07日

「ウナギの幼生、「マリンスノー」食べて育つ」

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「ウナギの幼生、「マリンスノー」食べて育つ」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5175847.html


生態に謎が多い、シラスウナギになる前のウナギの幼生が、自然界でプランクトンの死骸の破片などからできた「マリンスノー」と呼ばれる海中の沈殿物を食べて育つことが分かりました。

 海洋研究開発機構などの研究チームが明らかにしたもので、今後、ウナギを卵から養殖する際の新たな餌の開発が期待されます。現在のウナギの幼生の養殖では人工の餌が使われていますが、成長速度の遅さやコストなどが課題となっています。(07日10:42)



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2012年02月24日
「謎だらけの生態、アナゴの故郷を特定」
http://knoike.seesaa.net/article/253785684.html

2011年07月11日
「産卵場所解明へ…マリアナ海嶺でウナギの卵採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214364749.html

2011年07月10日
「天然ウナギの卵を大量採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214182311.html

2011年02月02日
「ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域」
http://knoike.seesaa.net/article/183811475.html

2010年09月03日
「完全養殖ウナギ、2世代目も稚魚に…量産へ前進」
http://knoike.seesaa.net/article/161464930.html

2010年04月09日
ついに,ウナギの完全養殖ができるようになったのか.
http://knoike.seesaa.net/article/152843447.html


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2012年11月02日

「誤差137億年で1秒…次世代の標準時計候補」 セシウム時計から,イッテルビウム時計へ.

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「誤差137億年で1秒…次世代の標準時計候補」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121101-OYT1T01226.htm?from=rss&ref=rssad


産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は1日、時間の基本単位である1秒の長さを決める次世代の世界標準時計の候補に、開発中の「イッテルビウム光格子時計」が選ばれたと発表した。

 日本発の候補は2種類目で、パリで開かれた計測単位の国際標準を決める国際度量衡委員会で決まった。

 標準時計は現在、セシウム原子の振動を基に1秒を決めているが、8000万年間で1秒の誤差があった。同研究所が開発中の時計は、イッテルビウム原子を、レーザー光で動けないようにした上で振動を数えて、1秒を決める。誤差は理論上、宇宙誕生から今までの137億年間で1秒程度という。

 同研究所の洪鋒雷
こうほうらい
・研究科長によると、標準時計の候補は、今回同研究所の時計など3種類が追加されて8種類となった。数年〜10年間かけて最終的に決まるという。

(2012年11月2日07時43分 読売新聞)



セシウム時計から,イッテルビウム時計へ.


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2012年10月23日

「省エネでアンモニア製造、新たな触媒開発」

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「省エネでアンモニア製造、新たな触媒開発」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121022-OYT1T00274.htm?from=rss&ref=rssad


窒素と水素からアンモニアを合成する際、加えるエネルギーが従来より少なくて済む触媒の開発に成功したと、細野秀雄・東京工業大学教授らの研究グループが発表した。


 21日付の科学誌ネイチャー・ケミストリー電子版に論文が掲載される。アンモニアは主に肥料の原料として、世界で年間1億5000万トン以上が生産されている。この触媒による工業化が実現できれば、大幅な省エネにつながる可能性がある。

 細野教授らは、金属の一種ルテニウムと、セメントの成分「C12A7」を組み合わせて新触媒を作った。この触媒で窒素と水素を反応させたところ、従来のルテニウム触媒よりも、反応が速く進み、10分の1以下のエネルギーでアンモニアを合成できたという。

(2012年10月22日16時08分 読売新聞)




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2012年10月18日

「オオムギほぼ全ての遺伝情報解読に成功」

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「オオムギほぼ全ての遺伝情報解読に成功」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5159287.html


岡山大学などの研究チームが、ビールやパンの原料になるオオムギのほぼ全ての遺伝情報の解読に世界で初めて成功したと発表しました。

 岡山大学など6か国の研究者が参加したチームは、オオムギの遺伝情報の98%を解読したと、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。

 解読できたのは49億8000万個の塩基で、これは、これまで解読されたヒトやイネなどよりもはるかに多いということです。また、この研究チームは、オオムギの特徴を決めているおよそ2万6000個の遺伝子も特定したということです。

 オオムギはビールやパンなどの原料として世界中で栽培されていて、今回の研究成果が収穫量の増加や病気や乾燥に強い品種の開発につながると期待されています。(18日11:49)



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2012年10月08日

「11歳が世紀の発見…東シベリアでマンモス死骸」 「ロシアでマンモス死骸発見、保存状態良好」 大発見だー.

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「ロシアでマンモス死骸発見、保存状態良好」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5150443.html


ロシアの東シベリアで、「100年に1度の発見」という極めて保存状態がいいマンモスの死骸が見つかりました。見つけたのは11歳の少年です。

 マンモスが見つかったのは、ロシア東シベリアのタイミール半島です。今年8月下旬、11歳の少年が犬の散歩中、ニオイに気づき、地中からマンモスの骨の一部を見つけました。

 専門家が調査したところ、マンモスは3万年前に15歳ぐらいで死んだオスのマンモスで、体長はおよそ3メートル、骨や皮だけではなく、肉や内臓の一部も残っていました。

 これほど保存状態のいいマンモスが見つかったのは1901年以来だということで、専門家は、「このマンモスは夏に死亡したと見られるが、既に冬の寒さに備えて脂肪をため込んでいるのがわかるなど非常に貴重な発見だ」と話しています。(07日23:45)





「11歳が世紀の発見…東シベリアでマンモス死骸」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121006-OYT1T00826.htm?from=rss&ref=rssad


【モスクワ=寺口亮一】ロシア国営テレビは東シベリア北部タイミル半島で、約3万年前に死んだとみられるマンモスの死骸が発見されたと伝えた。

 保存状態は良好で、同テレビによると専門家は「世紀の発見」としている。

 マンモスを発見したのは、地元に住むエフゲニー・サリンデル君(11)。同半島のソポチナヤ・カルガ岬を8月中旬に散歩中、異臭に気づき、土手から突き出た骨の一部などを見つけた。専門家が調べたところ、骨は15〜16歳で死んだ雄のマンモスのものと判明した。体長約3メートルとみられ、キバや皮膚、皮下脂肪のほか脳の一部も残っていた。

 マンモスはエフゲニー君の愛称にちなみ「ジェーニャ」と名付けられた。保存状態がこれほど良い、成獣のマンモスの死骸が見つかるのは1901年以来という。発見現場は北極海に流れ込むエニセイ川河口の近く。永久凍土が広がるツンドラ地帯だ。

(2012年10月7日11時03分 読売新聞)



大発見だー.


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2012年09月27日

「日本産トキ復活計画…凍結細胞からiPS技術で」

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「日本産トキ復活計画…凍結細胞からiPS技術で」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120926-OYT1T01689.htm?from=rss&ref=rssad


日本固有種が絶滅した国の特別天然記念物トキを、凍結保存してある細胞を使って復活させる取り組みを国立環境研究所(茨城県つくば市)が始めた。

 あらゆる細胞に変化できる性質を持つiPS細胞(新型万能細胞)の技術を用い、日本産トキと同じ遺伝子を持つトキの誕生を目指す。

 同研究所に保管されている日本産トキ最後のオスで、1995年に死んだミドリの皮膚細胞と、最後のメスで、2003年に死んだキンの皮膚細胞を使う。大沼学研究員によると、計画では、まず皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入してiPS細胞を作製する。これを中国産トキの受精卵(胚)に移植、日本産トキと同じ遺伝子の精子や卵子を持つトキを生み出す。

 そのうえで、成長したオスとメスを交配させ、全身が日本産トキと同じ遺伝子の細胞を持つトキを誕生させる計画だ。中国産トキの性質を受け継ぐトキが生まれる可能性もあるが、一定の割合で日本産トキの性質を持つトキの誕生が期待できる。

(2012年9月27日07時21分 読売新聞)







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