2014年04月20日

「矢野浩之 生存圏研究所教授と日本製紙株式会社は、紙を透明にする技術の開発に成功しました。この技術は、プリンテッドエレクトロニクスや有機EL照明、有機薄膜太陽電池などのフレキシブルエレクトロニクス用透明基材の製造に利用されることが期待されます。」 おぉー.

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「透明紙の開発に成功 − 京都大学」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/140318_1.htm


矢野浩之 生存圏研究所教授と日本製紙株式会社は、紙を透明にする技術の開発に成功しました。この技術は、プリンテッドエレクトロニクスや有機EL照明、有機薄膜太陽電池などのフレキシブルエレクトロニクス用透明基材の製造に利用されることが期待されます。



本研究グループは、製紙用パルプがセルロースナノファイバーの束であることに着目し、そこに化学修飾を行うことでパルプを構成しているセルロースナノファイバー間の結束構造をほぐし、その間に樹脂を浸透させることによって、パルプの内部深くまで樹脂を浸透させると、透明なパルプ繊維複合樹脂材料が得られることを見出しました。これにより、透明低熱膨張材料の生産性が飛躍的に高まると期待されます。さらに、化学修飾によって、吸湿性や樹脂との相溶性の改善にもつながると考えられます。

 実際に製紙用パルプを化学変性後にシート化し樹脂と複合化したシートは、セルロースナノファイバーを複合化した透明シートとほぼ同等の透明性と、低線熱膨張率が得られることを確認しました。



おぉー.


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2014年02月14日

「大型水槽でシラスウナギの生育に成功、大量生産に光」 おぉっ!

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「大型水槽でシラスウナギの生育に成功、大量生産に光」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2126731.html


シラスウナギの大量生産に光です。横浜市の水産総合研究センターは、卵からかえったばかりのニホンウナギの稚魚を、初めて大型水槽で飼育し、シラスウナギまで育てることに成功しました。

 シラスウナギの飼育は、水槽を清潔に保つ必要から、小さい水槽に限られていましたが、今回、センターは、従来の10倍以上、1000リットルの水槽でも稚魚への負担を減らして、水槽内を清潔に保つシステムを開発し、大きな水槽での生育を可能にしました。

 「人工シラスウナギの量産につながればと考えている」(水産総合研究センター 増田賢嗣さん)

 天然のシラスウナギの不漁が続き、ウナギが高騰する中、シラスウナギの人工的な量産につながると期待されています。(13日18:08)



おぉっ!


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2013年02月01日
「ニホンウナギ、絶滅危惧種に指定」
http://knoike.seesaa.net/article/317490855.html

2012年11月07日
「ウナギの幼生、「マリンスノー」食べて育つ」
http://knoike.seesaa.net/article/300752162.html

2012年02月24日
「謎だらけの生態、アナゴの故郷を特定」
http://knoike.seesaa.net/article/253785684.html

2011年07月11日
「産卵場所解明へ…マリアナ海嶺でウナギの卵採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214364749.html

2011年07月10日
「天然ウナギの卵を大量採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214182311.html

2011年02月02日
「ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域」
http://knoike.seesaa.net/article/183811475.html

2010年09月03日
「完全養殖ウナギ、2世代目も稚魚に…量産へ前進」
http://knoike.seesaa.net/article/161464930.html

2010年04月09日
ついに,ウナギの完全養殖ができるようになったのか.
http://knoike.seesaa.net/article/152843447.html


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2014年01月23日

「人のへその生物多様性、熱帯雨林のよう」「調査の結果、60人のへそから2368種の細菌が見つかり、そのうち1458種は新発見の可能性があるという。」 おぉ! いい採取場に目を付けたなぁ.すばらしいー.

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「人のへその生物多様性、熱帯雨林のよう - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121115002



調査の結果、60人のへそから2368種の細菌が見つかり、そのうち1458種は新発見の可能性があるという。


おぉ!



数年間へそを洗っていないというかぐわしい人物からは、いわゆる極限環境微生物2種が見つかった。通常は氷冠や熱水噴出孔などの過酷な環境に生息するものだ。


いい採取場に目を付けたなぁ.すばらしいー.


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2013年10月09日

「アメリカで新100ドル紙幣発行、3D技術で偽造防止」

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「アメリカで新100ドル紙幣発行、3D技術で偽造防止」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2025802.html


アメリカで、17年ぶりに新しい100ドル紙幣が登場しました。偽造防止の最新技術が駆使されています。

 中央の青いリボンの内側に3Dの技術を導入し、見る角度によって数字の100と図柄が入れ替わるなど、後を絶たない偽造への対策が強化されています。(09日11:58)





「新しい100ドル紙幣が登場、偽造困難に 米」
http://www.cnn.co.jp/usa/35038200.html


ニューヨーク(CNNMoney) 米国で新しい100ドル紙幣が8日にデビューする。当初は2011年に登場予定だったが、10年に印刷上の問題が発覚し、発行がずれ込んでいた。
米国では政府機関の一部閉鎖が続いているが、米連邦準備制度理事会(FRB)は閉鎖の対象外となっているため100ドル紙幣の発行も影響を免れた。
新紙幣は本物かどうか見分けやすくしながら、偽造を難しくする対策を施している。中央には青い3Dの帯を入れ、「100」の文字とインク壺(つぼ)の図柄には、傾けると色が赤銅色から緑色に変わる特殊なインクを使った。
ベンジャミン・フランクリンの肖像画は現在の紙幣と同じだが、背景のデザインは変更された。
米国では偽造を防ぐ目的で、1ドル紙幣と2ドル紙幣を除く全紙幣のデザインが過去10年の間に刷新されている。
100ドル紙幣は1ドル紙幣に次いで流通量が多く、昨年12月31日現在のFRBの統計によれば、1ドル紙幣の流通量は103億枚、100ドル紙幣は86億枚、20ドル紙幣は74億枚だった。
1996年に発行された現在の100ドル紙幣も引き続き利用でき、まだ当分の間は出回る見通し。ただし8日以降に銀行がFRBから受け取る100ドル紙幣はすべて新デザインの紙幣となる。



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2013年02月14日
「偽造が困難、人工 DNA を使った印刷用インキを DNP などが開発」 正規のモノであることを識別するのに必要な時間はどれくらいなのだろう?
http://knoike.seesaa.net/article/322461176.html

2010年04月23日
あっ,「元大統領」を消して直してある(笑).
http://knoike.seesaa.net/article/152843384.html

2010年04月22日
あれ,ベンジャミン・フランクリンって,大統領になったっけ?
http://knoike.seesaa.net/article/152843387.html


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2013年10月02日

「1年で実がなる早熟リンゴ…岩手大が開発」

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「1年で実がなる早熟リンゴ…岩手大が開発」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131002-OYT1T00825.htm


植物の開花を促進する遺伝子などを組み込んだウイルスをリンゴの種に作用させ、通常なら5〜12年かかる果実ができるまでの期間を1年以内に短縮する技術を、岩手大農学部の吉川信幸教授(植物病理学)のグループが開発した。


 品種改良に必要な年月の大幅な短縮につながり、他の果実への応用も期待できるといい、同大は特許を申請している。

 吉川教授らは、リンゴから取り出した病原性のないウイルスに、開花を促進する遺伝子と開花を抑制する遺伝子の一部分を組み込み、発芽直後のリンゴの種に感染させたところ、1か月半〜3か月後に開花。11か月後には果実ができ、採れた種も正常に発芽した。開花を抑制する遺伝子の一部に、リンゴ本来の成長抑制遺伝子を阻害する働きがあると考えられるという。

(2013年10月2日17時49分 読売新聞)



何か負荷がかかるような気もするけれどー.


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2013年09月07日

「NEC ソフトなど、「光る花」の研究開発に成功」

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「NEC ソフトなど、「光る花」の研究開発に成功」
http://japan.internet.com/webtech/20130905/5.html


NEC ソフト、農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所、インプランタイノベーションズ、奈良先端科学技術大学院大学は、新規蛍光タンパク質を組み込んだ光るトレニア(Torenia fournieri)を共同で研究、開発に成功した。

NEC ソフトなど、「光る花」の研究開発に成功
光るトレニア
今回開発に成功した「光る花」は、海洋プランクトンの一種であるキリディウス属(Chiridius poppei)から発見された新規蛍光タンパク質の遺伝子情報を、遺伝子組換え技術でトレニアに導入したもの。

暗闇で特定の波長の光(励起光)を当てると、鮮やかな黄緑色の蛍光を発する。強い蛍光を安定して発する新規蛍光タンパク質と、このタンパク質を細胞内に多量に蓄積させる技術を組み合わせ、これまでにない強く光る花ができた。

これまでも「光る花」の人工的な開発と商品化が行われているが、蛍光染料を塗布したり吸収させたりするもので、植物自体の特性として蛍光を発するものではなかった。

また、他の研究グループによる、オワンクラゲ(Aequorea victoria)の緑色蛍光タンパク質(GFP)などを植物体に組み込んで「光る花」を開発する試みはあったが、実際に目で確認できるほど強い蛍光を発する植物は得られていない。



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2013年08月28日

「無人偵察機vs蚊、米・フロリダ上空から薬剤散布」

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「無人偵察機vs蚊、米・フロリダ上空から薬剤散布」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2008068.html


えいやっ、とばかりに空高く飛ばされたのは、全長およそ76センチの無人偵察機。実は、蚊の撲滅のために開発された新兵器なのです。

 これは、アメリカ・フロリダ州で赤外線カメラを搭載した無人機を使って、上空から温度の高い蚊の繁殖地を発見する試みです。無人機は人が立ち入りにくい広大な沼地などを撮影して、繁殖地を見つけると人が駆けつけて薬剤を散布するということです。

 去年フロリダでは、通常より20倍も大きい蚊が見つかった上、蚊を媒介とする西ナイル熱によって全米で286人が死亡していて、蚊の撲滅が課題となっています。(27日18:15)



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2012年08月24日
「「西ナイル熱」が流行、米で41人死亡」
http://knoike.seesaa.net/article/288096207.html

2008年06月09日
そして,映画館では mosquitone が流れる,と(^^;).
http://knoike.seesaa.net/article/152833424.html

2008年06月08日
蚊と人類が戦う映画とかドラマとかって
http://knoike.seesaa.net/article/152833425.html


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2013年08月21日

「人工降雨装置、都が12年ぶりに稼働」

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「人工降雨装置、都が12年ぶりに稼働」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2006578.html


厳しい暑さが続き、全国的に水不足が心配される中、東京都は貯水率が下がっている奥多摩町のダム周辺で人工的に雨を降らせる装置を12年ぶりに稼働させました。果たして、その成果はどうだったのでしょうか。

 東京都が稼働させたのは、奥多摩町の小河内発煙所と山梨県甲州市の犬切発煙所の2か所にある人工降雨装置です。

 この装置は、雨粒の核となるヨウ化銀を上空に飛ばし、雲の中の水蒸気と結合させて人工的に雨を降らせる仕組みで、こうした装置を動かしているのは全国でも東京都だけです。前回、2001年8月に装置を稼働させた際には、小河内ダム上流で2時間で40ミリほどのまとまった雨が観測されたということです。

 12年ぶりの稼働となった背景には、首都圏に水を供給している利根川水系や多摩川水系のダムの貯水量が平年を大きく下回っていることがあります。

 人工降雨機といえば・・・お隣・中国では北京オリンピックの際などに人工降雨ロケットを頻繁に打ち上げています。

 東京都の人工降雨装置は1966年に開発された年代物で、およそ1800万円かけて小河内ダム周辺に4基設置し、21日はそのうちの2基を動かすのです。そして、大勢の見物客が見守る中、装置のふたが開きました。ここから煙が出て、上空の雲へと送られていきます。上空には、人工で雨を降らせるためには好条件という雲が立ちこめています。およそ30分後、少し離れた山の上空には薄日が差していますが、小河内ダムの周辺には大粒の雨が降ったのです。

 一方で雨雲レーダーを見ると、装置を動かす前からダムの周辺を雨雲が通過しているのがわかります。そもそも、人工降雨装置の効果は科学的に実証されていないと指摘する専門家もいますが・・・

 「午後2時10分ごろに降った雨はちょっとさすがに早いかなと 。発煙して1時間たって大きな雨粒があったので、それは一つの効果の表れかなと思っている」(東京都水道局 小河内貯水池管理事務所 山本克己所長)

 都はこの装置により「雨の量が5%ほどアップする」としていて、今後も渇水が続くようであれば稼働させたいとしています。(21日17:42)





「ぽつぽつ雨も…都がダムの人工降雨施設を試運転」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130821-OYT1T00898.htm


東京都が水源にしているダムの貯水量が低下しているため、都水道局は21日、小河内おごうちダム(奥多摩町)などにある人工降雨施設の試運転を12年ぶりに行った。

 同施設は、雨粒の核となるヨウ化銀の溶液を気化させて雨雲に送り込み、人工的に降雨を促す仕組みになっている。試運転は、小河内ダムの管理事務所に隣接する「小河内発煙所」と、同ダムから約20キロ離れた上流の山梨県甲州市にある「犬切いぬきり発煙所」で行われた。

 小河内発煙所では同日午後2時頃、職員がスイッチを入れると、ごう音とともに送風機が回り始め、屋根にある煙突の扉が大きく開いた。煙は無色で見えにくいが、同施設を使うと雨量が5%アップするとされ、2001年8月に稼働させた際には50・7ミリの雨量があったという。この日は運転開始から約10分後、ぽつり、ぽつりと雨が降ってきたが、同施設による効果かどうかは不明という。

(2013年8月21日18時43分 読売新聞)



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2013年08月15日

「完全な「量子テレポーテーション」に初めて成功」

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「完全な「量子テレポーテーション」に初めて成功」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130815-OYT1T00283.htm


東京大の古澤明教授らの研究チームが、光の粒子に乗せた情報をほかの場所に転送する完全な「量子テレポーテーション」に世界で初めて成功したと発表した。

 論文が15日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。計算能力が高いスーパーコンピューターをはるかにしのぐ、未来の「量子コンピューター」の基本技術になると期待される。

 量子テレポーテーションは、量子もつれと呼ばれる物理現象を利用して、二つの光子(光の粒子)の間で、量子の状態に関する情報を瞬時に転送する技術。1993年に理論的に提唱され、97年にオーストリアの研究者が実証した。しかし、この時の方法は転送効率が悪いうえ、受け取った情報をさらに転用することが原理的に不可能という欠点があり、実用化が進まなかった。

 光は粒子としての性質のほか、波としての性質を持つ。古澤教授らは、このうち効率がいい「波の性質」の転送技術を改良することで、従来の欠点を克服、これまでの100倍以上という61%の高い成功率を達成した。

 ◆量子もつれ=光子など二つの粒子が一体としてふるまう物理現象。送り手と受け手に光子を一つずつ配り、送り手が光子を操作すれば、その瞬間に受け手の光子も相互作用を受ける。SFに登場する大きな物体の瞬間移動とは異なる。

(2013年8月15日10時11分 読売新聞)



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2013年08月10日

「Loopwheels: for a smoother, more comfortable bicycle ride by Sam Pearce」 車輪「を」再発明.スポークの造りが肝.弾力があるので,段差に強そう.

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「Loopwheels: for a smoother, more comfortable bicycle ride by Sam Pearce」
http://www.kickstarter.com/projects/1205277475/loopwheels-for-a-smoother-more-comfortable-bicycle


車輪「を」再発明.
スポークの造りが肝.
弾力があるので,段差に強そう.


posted by NOIKE at 22:13 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学, 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする