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「ダム斜面で全国初、太陽光発電事業に乗り出す県」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121231-OYT1T00171.htm?from=rss&ref=rssad
「
兵庫県は2014年度から、県内のダムの堤防部分に太陽光パネルを設け、発電した電力を販売する事業に乗り出す。」
日当たりのよい傾斜と広い平面の有効活用で、全国初の試みという。
県企業庁が管理する水道用水用の神谷
こたに
ダム(姫路市)と、工業用水用の権現
ごんげん
ダム(加古川市)の2か所。今年7月、三田市の県営浄水場の管理棟屋上や空き地などに太陽光パネルが設置されたのに続いた。
神谷、権現両ダムの堤防は岩を積んだ「ロックフィル式」で、いずれも南向き。山間部などに多い「コンクリート式」に比べ、▽傾斜が30度程度と緩やかで、太陽光を受けやすい▽反射光が上向きとなり、周辺の民家に当たらない▽堤防の斜面が2ヘクタール程度と広い――といった長所がある。
(2013年1月1日22時13分 読売新聞)