2014年11月26日

現状の電気喉頭の発想を変えて,「喉の動きを検出して,人間っぽい声を生成する」ことってできないのかな.うまくすれば,失われる前の本人の声を生成できるかもしれないし.あと,現状の機構って,かなり喉に負担がかかっている思う.

Web拍手:


「「喉の悪性腫瘍を克服、山形・酒田市長が公務に復帰」 News i - TBSの動画ニュースサイト」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2358092.html



喉の悪性腫瘍を克服した市長が、およそ半年ぶりに公務に復帰しました。


 「長い間休ませていただきまして、ありがとうございました」(山形・酒田市 本間正巳市長)


 今年5月、喉の悪性腫瘍の手術を行い休職していた、山形県酒田市の本間正巳市長がおよそ半年ぶりに公務に復帰しました。


 「自分の体のことは差し置いても、やれることはやろうという気持ちです」(山形・酒田市 本間正巳市長)


 『電気喉頭』と呼ばれる機械を使い、意気込みを語りました。今後は半日出勤を続け、体を慣らしていくということです。(25日22:19)



「電動式人工喉頭(電気喉頭)について」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n233/n233_08-01.html

出力がロボ声なのは,そういう機構だからなのか.
外部から振動音を入れて,それを体内で共鳴させて,口からその振動音を出す.その振動音は,本人の訓練によって変化させることができるので,それによって発話を可能とする,ということらしい.
ざっくりいうと,20年前の技術.

これって,発想を変えて,「喉の動きを検出して,人間っぽい声を生成する」ことってできないのかな.
(適応)センシング技術は昔よりも上がっているし,音声の合成処理技術も格段に上がっているし.
うまくすれば,失われる前の本人の声を生成できるかもしれないし.

出力デバイスは,とりあえずは,本人の口でなくてもいいと思う.(本人の口から出力されたほうが "よりよい" けれど,とりあえずは.)
口から声がでることよりも,出力がロボ声でなく,もっと人間っぽい声であることのほうが重要だと私は思うけどなぁ.

あと,電気喉頭って,外部から喉周辺を強制的に振動させられるので,本人にとってかなりの負担だと思うけど,どうなのだろう.しかも手術したばかりのところを振動させるのって,あんまりいいことではないような... .
たとえば,振動しているケータイを喉に当てると,かなりつらいですよね... .



Maker Faire に出展するような方々だったら,こういうのってサクッと作ってしまうような気がするなぁ.


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posted by NOIKE at 02:40 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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