2014年05月31日

「日立が人間共生ロボットの対話技術を開発、自然なコミュニケーションを目指す」 まともな技術なのかな? あとで SIG-SLP での予稿を読んでみよう.

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「日立が人間共生ロボットの対話技術を開発、自然なコミュニケーションを目指す - インターネットコム」
http://internetcom.jp/webtech/20140521/5.html


ひとつは、質問に含まれる複数の単語から最適な回答を選別する技術。

事前に用意した質問文から、対象とその属性を認識するのに必要な単語の並びを学習し、データベースに記録・蓄積する。質問を受けたときに、音声認識により単語列を取得し、データベースと比較して、対象と属性を認識する技術を開発した。この技術により、知りたい対象とその属性に最適な回答を選別できる。今回、学習方法に、「Deep Learning」を使用した。

もうひとつは、うなずいたり、首をかしげる動作から、相手の理解度を推定する技術。

事前に、EMIEW2 と人の対話映像を分析して、反応に伴った動きを学習する。実際の対話では、EMIEW2 の回答を聞いている相手を内蔵カメラで撮影し、撮影された映像から、相手がうなずいたり、首をかしげたりする動作を識別する。

EIMEW2 の回答に対して推測される相手の反応と比較して、質問者の理解度合いを推定する技術を開発した。これで、回答の中身に沿って質問者の理解度合いを知る、より人間的な対話ができるようになる。

質問に含まれる複数の単語から最適な回答を選別する技術は、「情報処理学会 第216回自然言語処理研究会 第101回音声言語情報処理研究会 合同研究発表会」で詳細を発表する予定。



まともな技術なのかな?
あとで SIG-SLP での予稿を読んでみよう.


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posted by NOIKE at 01:51 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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