2013年12月21日

「半月板を細胞移植で修復…国内初の臨床研究へ」

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「半月板を細胞移植で修復…国内初の臨床研究へ」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131221-OYT1T00555.htm


東京医科歯科大病院(東京都文京区)は26日、膝の組織から増やした細胞を移植し、損傷した半月板を再生する国内初の手術を行う。

 半月板損傷の治療は推定で年間3万人以上に行われているが、その9割は損傷部を切除しており、膝の機能に障害が残ることが多い。今回の方法は切除せずに半月板を修復し、運動機能を保つのが狙い。半年後に安全性を評価し、治療法として確立させていく。

 同大再生医療研究センターの関矢一郎教授(整形外科)らのグループは今月12日、50代の男性患者の膝関節を覆って保護する「滑膜かつまく」という組織から、軟骨などになりやすい細胞を採取した。体外で増やし、ゲル状にして26日に注射器で膝に移植する。翌日から膝を動かして半月板の再生を促し、来年6月に安全性と修復状況を確かめる。1月には40代男性で同じ治療をし、来春までに20〜50代の計5人を対象とした臨床研究を実施する。

(2013年12月21日17時22分 読売新聞)





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posted by NOIKE at 21:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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