2013年11月01日

「パソコンのマウス、呼吸で操作するシステム開発」 アイデアとしてはかなり昔からあるけれども,タブレット端末がかなり普及してきたいまは有効そう.

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「パソコンのマウス、呼吸で操作するシステム開発」
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20131031-OYT1T00932.htm


重い障害を持つ人がパソコンを使えるように、カーソルを動かすといったマウスの操作を呼吸で行うことができるシステムを開発したと、近畿大の北山一郎准教授(福祉工学)らが31日、発表した。

 2年後の実用化を目指すとしている。

 ストローと呼吸量を測るセンサーなどで構成され、「強く吹き込む」とカーソルが上に、「弱く吸う」と左などと呼吸の仕方を変えることで上下左右に動かせる。短く呼吸するとクリックもできる。画面上のキーボードにカーソルを合わせれば文字を入力できる。操作には1週間程度で慣れるという。システムを「呼気マウス」と名付けた。

 視線を動かしてパソコンを操作できる仕組みも開発されているが、機器が大がかりでコストが高くなる。今回のシステムなら5万〜6万円で実用化できそうだとしている。

(2013年10月31日19時42分 読売新聞)



アイデアとしてはかなり昔からあるけれども,タブレット端末がかなり普及してきたいまは有効そう.
福祉情報工学に分野を絞っても,結構,論文がありそう.
ヒューマンインタフェースだったら,山ほどあるかも.

論文にはならないけれども,実用にはなる研究.私は割と好きだ.

ただ,「2年後の実用化を目指すとしている。」というところがよくわからない.
なんでさらに2年も必要なのだろう?
どこかに申請して許可を得るのに時間がかかるとか?
パラメータの調整なんかも,そんなにたいへんな話じゃないよねぇ.


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posted by NOIKE at 00:51 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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