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「楽器博物館:国内最大級、埼玉・入間市に誕生…武蔵野音大」
http://mainichi.jp/select/news/20130913k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/graph/2013/09/13/20130913k0000m040017000c/001.html
「
毎日新聞 2013年09月12日 19時11分(最終更新 09月12日 23時17分)」
1500年代のチェンバロ=2013年9月11日午後0時41分、海老名富夫撮影
国内最大級の楽器博物館が埼玉県入間市に誕生した。数多くの器楽奏者を輩出する武蔵野音楽大学「入間キャンパス」(同市中神)の楽器博物館。今春に東京都練馬区の同大江古田キャンパスの所蔵品も入間キャンパスに集約したことで収蔵点数は5400点以上となり、国内唯一の公立楽器博物館で知られる静岡県の浜松市楽器博物館の収蔵点数3300点を超える一大楽器ミュージアムに生まれ変わった。【海老名富夫】
同大博物館主任学芸員の守重信郎博士(54)=総合社会文化=によると、収蔵品の目玉の一つは1853年製の「ナポレオン帽子型ピアノ」。ナポレオン3世とウージェニー妃が結婚した時にイギリスのビクトリア女王が祝い品として贈ったピアノだ。「卒業生らがオークション情報などを入手するなど苦労して落札した世界唯一の品で大変、貴重なものです」という。
初期のトロンボーンである1602年製の「サックバット」や、発明者であるアドルフ・サックスが制作したサクソフォンなどのほか、世界各国のバイオリン、管弦打楽器の名器、琴や笙(しょう)、三味線などの邦楽器240点、アフリカや東南アジア各国の民俗楽器など約1300点が常設展示されている。
博物館は毎週、火、木、土曜に一般に無料公開(午前10時から午後4時、土曜は午後2時まで)。数人以上のグループで事前連絡すれば館員によるガイドツアー見学もできるという。
同大は市教委とともに「子ども音楽大学いるま」を14日に開講する。自分で民俗楽器を作って楽しむほか、実際に珍しい楽器に触れて音を出すなどする体験コーナーを設ける。講座は15日と10月12、13日にも内容を変えて実施される。
そのうち行こう.
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