2013年08月06日

「アトピー発症たんぱく質、増加するとかゆみ炎症」

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「アトピー発症たんぱく質、増加するとかゆみ炎症」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130806-OYT1T00206.htm


アトピー性皮膚炎の発症に重要な役割を果たすたんぱく質を突き止めたと、兵庫医科大の山西清文教授らが5日、発表した。このたんぱく質の増加が、かゆみや皮膚の炎症の引き金になっており、新しい治療薬の開発につながると期待される。


 米科学アカデミー紀要に近く論文が掲載される。

 山西教授らは、アトピー性皮膚炎の患者の皮膚で増えるが、働きがよくわかっていなかった「インターロイキン(IL)33」というたんぱく質に着目。マウスの遺伝子を操作して、IL33の量を、通常の10倍に増やす実験を行った。

 その結果、すべてのマウスが成長に伴って、アトピー性皮膚炎の症状を発症した。これらのマウスの皮膚では、かゆみを引き起こすヒスタミンを分泌する細胞が通常の3倍に、炎症を引き起こす好酸球という細胞も通常の7・4倍に、それぞれ増えていた。

(2013年8月6日08時24分 読売新聞)



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2013年06月10日
「カビのタンパク質でかゆみ アトピー性皮膚炎、広島大」 「「マラセチア菌」の一種が分泌する「MGL―1304」」 かゆみに対する対症療法への手がかりが得られた,という話ですね.
http://knoike.seesaa.net/article/365834326.html

2012年06月22日
イチゴがどうこうというよりも,GAPDH を摂ることが花粉症対策として肝要,ということのような気がする.
http://knoike.seesaa.net/article/276762653.html

2012年06月12日
「アトピー性皮膚炎、原因物質を特定」
http://knoike.seesaa.net/article/274720431.html


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posted by NOIKE at 13:28 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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