2013年04月18日

「遺体画像でストレス障害、裁判員が賠償訴訟検討」

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「遺体画像でストレス障害、裁判員が賠償訴訟検討」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130418-OYT1T00760.htm?from=rss&ref=rssad&utm_source=feedly


福島地裁郡山支部で今年3月、強盗殺人罪などに問われた被告に死刑判決を言い渡した裁判員裁判で、裁判員を務めた福島県郡山市の60歳代の介護員女性が、遺体のカラー画像を見たことが原因で、「急性ストレス障害」(ASD)と診断されたことが18日、分かった。


 女性は、国を相手に慰謝料など160万円を求める賠償訴訟を仙台地裁に起こすことも検討している。

 女性は、同県会津美里町で2012年7月に夫婦が殺害された事件の裁判員裁判で裁判員を務めた。3月1日に裁判員の選任手続きがあり、同月14日の判決まで公判は6回開かれた。

 女性の代理人の弁護士によると、裁判員に選任された当日から女性は不眠に悩むようになったという。

 公判では、被害者夫婦の遺体の画像がモニターで映し出され、検察側から、犯行の残忍性について説明を受け、その後、食事をしても嘔吐おうとを繰り返すようになった。判決後も、遺体の画像が脳裏に浮かび、悪夢にさいなまれることもあったという。

 判決後、女性は、記者会見に応じ、「現場写真は血まみれというより、血の海だった。そのショックが大きくて、弁当を吐いたこともあった」と、公判で受けた精神的負担について語っていた。

 女性はその後、裁判員メンタルヘルスサポートを利用しようとしたが、東京まで出向かなければならないと知って断念したという。同月22日、自宅近くの病院の心療内科で受診。ASDと診断され、現在も薬物治療を続けている。弁護士によると、女性は、裁判員を経験したことで強い精神的なダメージを受けたと被害を訴え、裁判員制度の見直しを求めているという。

(2013年4月18日16時38分 読売新聞)



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2013年04月18日
これまでにも結構な数で問題が起こっているのだし,断れないほうがデフォルトという,このおかしな裁判員の仕組みはもうやめたほうがいいんじゃないかなぁ.指名されてやりたい人だけがやるほうをデフォルトにしないと.
http://knoike.seesaa.net/article/355926766.html


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