2013年02月04日

「鳥からエルシニア・シュードツベルクローシス菌」

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「鳥からエルシニア・シュードツベルクローシス菌」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130204-OYT1T01043.htm?from=rss&ref=rssad


広島市安佐動物公園(安佐北区)は4日、園内の「ぴーちくパーク」の小鳥舎で飼育していた小鳥49羽が1月中旬から相次いで死に、うち2羽の肝臓から人に食中毒を起こす「エルシニア・シュードツベルクローシス菌」が検出されたと発表した。


 同公園は、1日から小鳥舎への入場を中止しているが、来園者の健康被害の報告はないという。

 同園によると、小鳥舎では13種類、約300羽の鳥を飼育しているが、17日〜29日にジュウシマツ32羽、カエデチョウ科の17羽の計49羽が死んだ。解剖でも明確な病変がなく、当初は冷え込みが原因とみられたが、28日に菌が検出された。

 舎内のウズラやハトなどに異常はなく、同園は餌や水を介した感染ではなく、菌を持った野ネズミなどが入り込んだ可能性があるとみている。

 小鳥舎は、来園者の通り抜けが可能の施設だが、通常は鳥に直接触れることはなく、人が感染するのも飲み水を介したケースが多いことから、同園は「小鳥舎を訪れただけで感染する可能性は低い」としている。

 ただ、念のため2週間程度、入場を中止し、床や巣箱の消毒などをするという。

(2013年2月4日17時32分 読売新聞)



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