2013年02月01日

「ニホンウナギ、絶滅危惧種に指定」

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「ニホンウナギ、絶滅危惧種に指定」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5246193.html


絶滅の恐れがある野生生物の見直し作業を進めてきた環境省は、ニホンウナギを「近い将来、絶滅の危険が高い魚類」として、絶滅危惧種に指定し、「レッドリスト」に掲載したと発表しました。

 ニホンウナギは漁獲量が45年前に比べて、1割まで減っていることや生態が徐々に明らかになってきたことなどが今回、指定することになった理由だということです。環境省は「保護の取り組みが進むことを期待している」とコメントしています。(01日11:13)





「ニホンウナギ、絶滅危惧種…環境省レッドリスト」
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130201-OYT1T00846.htm?from=rss&ref=rssad


環境省は1日、国内の河川や湖沼に生息する絶滅の恐れのある魚類の「レッドリスト」改訂版をまとめ、記録的な不漁が続くニホンウナギを、アマミノクロウサギやライチョウなどと同じ絶滅危惧1B類(近い将来に絶滅する危険性が高い)に指定した。

 日本の食文化に欠かせないウナギを守るため、より厳しい漁獲管理などの資源保護が急務となる。

 評価対象の約400種のうち絶滅危惧種は167種に上り、汽水・淡水魚の4割が危機に直面していることが明らかになった。

 新たに危惧種となったニホンウナギは、世界で19種知られているウナギ類の1種で、国内では北海道中部以南に分布する。成魚も養殖用の稚魚も、最近の年間漁獲量は1960年代のピーク時の5%程度に激減。乱獲や開発による生息域の減少、海流変化などが原因とされるが、生態に謎が多く、6年前の前回改訂では「情報不足」とされていた。

 近年の生態研究や漁獲量をもとに、改めて生息数を評価した結果、最近3世代の減少率は7〜9割に上ることから、絶滅危惧種の3ランクの中間にあたる「1B類」に分類した。

 日本は、世界で生産されるウナギ類の約7割を消費する。リストには強制力がなく、漁業が直ちに規制されるわけではないが、水産庁は今後、漁獲制限の強化などで資源回復を目指す。中国や台湾からの輸入量が多く、この中にニホンウナギが含まれているため、同庁は、中国や台湾の水産当局との間で、乱獲を防ぐ協議も活発化させる方針だ。

(2013年2月1日14時21分 読売新聞)



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2012年11月07日
「ウナギの幼生、「マリンスノー」食べて育つ」
http://knoike.seesaa.net/article/300752162.html

2012年02月24日
「謎だらけの生態、アナゴの故郷を特定」
http://knoike.seesaa.net/article/253785684.html

2011年07月11日
「産卵場所解明へ…マリアナ海嶺でウナギの卵採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214364749.html

2011年07月10日
「天然ウナギの卵を大量採取」
http://knoike.seesaa.net/article/214182311.html

2011年02月02日
「ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域」
http://knoike.seesaa.net/article/183811475.html

2010年09月03日
「完全養殖ウナギ、2世代目も稚魚に…量産へ前進」
http://knoike.seesaa.net/article/161464930.html

2010年04月09日
ついに,ウナギの完全養殖ができるようになったのか.
http://knoike.seesaa.net/article/152843447.html

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