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「イラン、サル乗せたロケット打ち上げ」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5243377.html
「
イランの国営テレビは、28日、イランが生きたサルを乗せたロケットの打ち上げに成功したと伝えました。」
「これはイランの航空宇宙研究にとって重要な功績です。イランはサルを乗せたカプセルを宇宙に送ることに成功しました」(イラン国営テレビ)
イラン国営の英語ニュースチャンネル「PRESS TV」によりますと、生きたサルを乗せたロケットは120キロの高度まで達し、サルは宇宙空間から無事に生還したということです。
国営テレビはイランの国防相の声明を引用する形で報じていますが、打ち上げの日時や場所などは伝えていません。また、動画も公開されていないため、AP通信など欧米メディアは「真偽は確認できない」としています。
イランは宇宙開発を行っていく考えを示していて、今回のロケット打ち上げも有人宇宙飛行に向けた準備の一環としています。しかし、国連の安全保障理事会では、イランに対し弾道ミサイル技術を使ったロケット打ち上げを禁止する決議が採択されているため、欧米諸国から批判が出る可能性もあります。(29日05:31)
「イラン、サルの宇宙打ち上げに成功」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5243543.html
「
イランの国営テレビは28日、イランが生きたサルを乗せたロケットの打ち上げに成功したと伝えました。」
「これはイランの航空宇宙研究にとって重要な功績です」(イラン国営PRESS TV 28日放送)
イランの国営テレビの報道によりますと、生きたサルを乗せたロケットは高度120キロの宇宙空間に到達し、サルは無事に生還したということです。しかし、打ち上げの日時や場所などは伝えられていません。
イランは有人宇宙飛行に向けた準備の一環としていますが、国連安保理決議では、イランが弾道ミサイル技術を使い、ロケットを打ち上げることを禁止しているため、アメリカの国務省報道官が深刻な懸念を表明しています。(29日09:08)
「イランが宇宙にサル打ち上げ、欧米は警戒」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5243766.html
「
イランは、サルを乗せたロケットの打ち上げに成功したと発表しました。国営テレビが誇らしげに報じたのが、宇宙から生還したというこちらのサルです。欧米各国は打ち上げが、核ミサイルの転用につながるとしてこのサルに注目しています。」
箱のようなケースに固定された1匹のサル。このサルが乗せられたのは移動式発射台に設置されたロケットです。
「イランの宇宙探査機、打ち上げの瞬間です」(イラン国営テレビ〔28日〕)
イラン国営テレビは28日、生きたサルを乗せたロケットの打ち上げの様子を報じました。ロケット発射の具体的な日時や場所は伝えていませんが、ヘリコプターがロケットの一部と見られるカプセルを回収する様子も報じています。そして・・・
「我々のかわいい小さなサルが、20分間、宇宙へ行って帰ってきました。サルはここにいます」(イラン国営テレビ〔28日〕)
地元メディアによると、サルを乗せたロケットは高度120キロ以上の宇宙空間まで達し、軌道に乗った後、サルをカプセルで無事に帰還させたと言います。
今回の報道の意味するものは・・・
「ひとつは、イランが世界でも限られた数の国しか成功していない。有人宇宙飛行計画に向けて、徐々に技術を進化させていることを示す」((財)日本エネルギー経済研究所中東研究センター長・田中浩一郎氏)
さらに2月には、国内の一大行事が控えていると言います。
「(2月には)イラン革命の記念日を迎えます。その頃に成果を発表する場がある。今回はタイミングが近いと考えると、その一環であったかなと」(田中浩一郎氏)
ロケットに乗せた動物を生還させる――。こうした技術力のアピールは米ソ冷戦時代にも行われました。
1957年、当時のソ連はライカ犬を乗せてロケットを打ち上げ、初めて周回軌道に乗せることに成功しましたが、生還させることはかないませんでした。一方、アメリカは1959年にサルを宇宙飛行から生還させることに成功し、1961年にはチンパンジーの宇宙飛行にも成功しました。
こうした競争は有人宇宙飛行へとつながった一方、軍事技術にも利用され、長距離弾道ミサイルの開発につながりました。イランの国防軍需相は、ロケットの打ち上げは、「将来の有人飛行に向けた一歩」と延べ、平和的な宇宙開発の一環であることを強調しました。
一方、アメリカのヌランド報道官は・・・
「私もかわいそうな小さなサルが、宇宙へ行く準備をさせられているのは見ました」(米国務省・ヌランド報道官)
ヌランド報道官はロケットの発射を確認したわけではないとしながら、イランの核兵器開発につながる安保理決議に違反しているとして懸念を表しました。
「我々は今後も引き続き同盟国と協力し、イランのミサイル開発に対し、懸念を表していきます」(米国務省・ヌランド報道官)
宇宙から生還したとされる1匹のサルに、欧米各国が警戒を強めています。(29日18:15)
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