2012年07月19日

「がん細胞に吸収されやすい人工「ペプチド」開発」

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「がん細胞に吸収されやすい人工「ペプチド」開発」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120719-OYT1T00268.htm?from=rss&ref=rssad


愛知県がんセンター研究所(名古屋市千種区)の近藤英作腫瘍病理学部長などのグループは18日、特定のがん細胞に吸収されやすい、たんぱく質の一部「ペプチド」を人工的に開発したと発表した。


 このペプチドに抗がん剤などを結びつけることが出来れば、正常な細胞には吸収されにくく、副作用の少ない治療法が開発できるという。近藤部長によると、これまでペプチドはがん細胞と正常な細胞の両方に吸収されるものしか見つかっていなかった。

 今回の研究では、約1兆種類のペプチドを調べ、大腸がん、乳がんなど特定の10種類のがん細胞に吸収性の高いペプチドを人工的に作り出した。このペプチドにがん細胞の増殖を抑える物質を結びつけ、血液のがんである白血病のマウスに注射したところ、がんが30〜50%まで小さくなることが確認されたという。

(2012年7月19日10時48分 読売新聞)



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2012年02月19日
「抗がん剤の副作用大幅抑制…ビフィズス菌で新薬」
http://knoike.seesaa.net/article/253125848.html

2011年11月22日
「副作用ほとんどない抗がん薬、浜松医科大が開発」
http://knoike.seesaa.net/article/236428718.html

2011年10月24日
「微小カプセルで膵臓がん治療、動物実験に成功」
http://knoike.seesaa.net/article/231940387.html

2011年09月09日
「乳がん増殖見えた!ノーベル賞の田中さん新装置」
http://knoike.seesaa.net/article/225131820.html

2011年09月03日
「進行期の肝臓がんに新治療…山口大グループ」
http://knoike.seesaa.net/article/224148166.html

2011年01月07日
「抗がん剤の最大の欠点カプセルで克服…東大開発」
http://knoike.seesaa.net/article/179493775.html


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posted by NOIKE at 20:15 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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