2012年07月16日

「てんかん、幼少期の熱性けいれん原因か」

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「てんかん、幼少期の熱性けいれん原因か」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5082134.html


薬で発作をコントロールしにくいてんかんの一種の「側頭葉てんかん」については、子どものときに風邪やインフルエンザなどの発熱で起こる熱性けいれんとの関連が指摘されてきましたが、東京大学の研究チームがそのメカニズムを解明しました。

 これは、東京大学大学院薬学系研究科の小山隆太助教らの研究チームがラットを使った研究で解明したものです。

 成長の途中に熱性けいれんの発作が起きると、脳の「海馬(かいば)」とよばれる部分で、神経回路が正常に発達せずに興奮しやすい異常な回路が作られ、「側頭葉てんかん」の発作が起きやすくなっていたことがわかりました。側頭葉てんかんは、薬で発作をコントロールしにくい「難治性てんかん」の多くを占めています。

 今回の研究で、発熱によって起きるけいれんになった子どものてんかん発症のリスクを抑える予防薬の開発が期待されるということです。(16日09:44)



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posted by NOIKE at 21:34 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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