2012年07月05日

「胃がんを「潰瘍」と告知、治療が遅れ患者死亡」

Web拍手:


「胃がんを「潰瘍」と告知、治療が遅れ患者死亡」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120705-OYT1T00324.htm?from=rss&ref=rssad


奈良県大和高田市の医療法人健生会・土庫
どんご
病院(山西行造院長)で、医師が男性患者(53)の胃がんの検査結果を見逃し、誤って胃潰瘍と告知していたことがわかった。


 男性は、約1年後の人間ドックでがんと診断されて治療を受けたが、今月3日に亡くなった。遺族は「治療の遅れが死亡につながった」として、損害賠償を求めて提訴する方針。

 患者は同県橿原市の建設業石田政裕さん。同病院や遺族によると、県内の開業医で2010年2月、胃潰瘍と診断されたが、体調不良のため同年9月、土庫病院で内視鏡検査などを受けた。この際、検査をした医師は胃がんと診断した。

 ところが、担当の副院長(53)が、開業医のカルテを病院の検査結果と思い込み、本人や家族に胃潰瘍と告知。石田さんは翌11年9月に同病院での検査で進行した胃がんとわかり、化学療法などを受けていた。

 4日に記者会見した山西院長は「遺族に深くおわびし、誠心誠意対応したい」と謝罪。石田さんの妻(53)は「ミスがなければ夫は死なずに済んだ。大黒柱を失い、悔しさでいっぱい」と話している。

 病院側は昨年10月から今年5月にかけて、損害賠償として計3300万円を支払ったが、遺族側は「一方的に支払いを打ち切られた」としている。

(2012年7月5日11時36分 読売新聞)





「「胃がんを胃潰瘍」と告知ミス」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5072700.html


奈良県大和高田市にある病院が男性患者に対し、「胃がんを胃潰瘍」と誤って告知し、治療の開始が1年遅れて患者が死亡したことがわかりました。

 がんで亡くなった石田政裕さん(53)は、おととし9月、大和高田市の土庫病院で検査を受け、胃がんが見つかりました。ところが本人に告知する際、検査した医師とは別の医師がこのデータを見逃し、誤って胃潰瘍だと伝えたということです。

 去年になり告知ミスが判明しましたが、すでに病状が進行していて、石田さんは3日、死亡しました。病院側は「単純なミスだった」と謝罪しましたが、治療の遅れと死亡との因果関係については言葉を濁しました。

 「(胃がんの発見時)いわゆる早期がんではないと考えている。どの時期にあたるかについては今の段階では最終的に判断しかねる」(土庫病院 山西行造院長)

 一方、石田さんの家族は無念な思いが募ります。

 「被害者であるオレにはペナルティーがあるのに、病院は何も無いのかと(夫は言っていた)。あまりにも冷たい態度だった」(石田さんの妻)

 土庫病院はこれまで「総額3300万円を賠償金として支払った」としていますが、家族は「それは治療費の一部だ」と主張していて、今後、病院を相手に提訴することにしています。(05日05:01)



【未分類の最新記事】
posted by NOIKE at 17:14 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック