2012年06月29日

「元准教授の論文捏造209本か…例のない規模」

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「元准教授の論文捏造209本か…例のない規模」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120629-OYT1T01055.htm?from=rss&ref=rssad


東邦大学医学部の元准教授による論文捏造
ねつぞう
疑惑で、元准教授が会員である日本麻酔科学会は29日、計209本の論文が捏造か、捏造の疑いを否定できないとする調査結果を公表した。


 捏造疑惑は1993年から約19年に渡るとみられ、一人の研究者による不正では、過去に例のない規模となる。

 同学会の調査特別委員会は、元准教授が国内外の専門誌に発表した論文212本について、内容の精査や共著者への聴き取り、カルテとの照合などを行った。

 その結果、捏造がないと断定できた論文は、共著者として出した3本だけ。論文内容と実際の実験条件が食い違っていたり、論文の症例数と、実際に診療した患者数が合わなかったりするなど、捏造と考えられる論文が172本、記録が残っておらず、捏造が否定できない論文が37本あった。 捏造された172本の論文の多くは共同執筆だが、勝手に名前を使われた人もいた。元准教授は調査委に対し、「一本の論文も捏造していない」と否定しているという。

(2012年6月29日19時42分 読売新聞)



「東邦大元准教授の論文172本がねつ造」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5068134.html


日本麻酔科学会の会員である東邦大学の元准教授が国内外の専門誌に発表した172本の論文がねつ造であったと、学会の調査委員会が発表しました。

 172本の論文がねつ造だったとされたのは、東邦大学の元准教授、藤井善隆医師(52)です。複数の専門誌から論文のデータの公正さに疑問が呈されたため、日本麻酔科学会の調査委員会が今年3月から調査を行っていました。

 その結果、元准教授が1993年から19年間にわたって発表した論文212本のうち、172本の論文がねつ造で、37本がねつ造の疑いが否定できないということです。論文の中には、全く実験が行われていないものもあったということです。元准教授は調査に対し、「ねつ造は1回もしていない」と話しているということです。

 日本麻酔科学会では、今回の調査結果の全容について日本語と英語で公表して、海外の専門誌に注意を呼びかけるとともに、学会内で疑わしい論文について情報提供を受ける体制を作ることにしています。医学系の論文で、1人の研究者がこれだけねつ造を行っていたのは過去に例がないということです。(29日19:55)




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2012年06月25日
「東邦大・元准教授の捏造疑惑、海外の研究者指摘」
http://knoike.seesaa.net/article/277269424.html

2012年05月23日
「東邦大医学部の元准教授、大量193論文捏造か」
http://knoike.seesaa.net/article/271228918.html

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