2012年05月17日

「鉄道の省エネ作戦、ブレーキ発電・太陽光活用で」

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「鉄道の省エネ作戦、ブレーキ発電・太陽光活用で」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120517-OYT1T00727.htm?from=rss&ref=rssad



 夏に向けて厳しい電力需給が見込まれる中、JR東日本は、電車が減速する際に得られる「回生電力」を蓄電して利用したり、太陽光発電を活用したりするなど本格的な省エネに乗り出す。

 ICT(情報通信技術)も駆使し、環境に優しいとされる鉄道の本領を発揮したい考えだ。

 電車のモーターは、運転士がブレーキをかけると電気の供給が止まるが、車輪の動きに合わせて回転している。この回転を利用して発電するのが「回生電力」だ。ブレーキとともに自動的に発電し、架線を通じて近くを走る別の電車に供給する。国鉄時代から、山手線など運行本数が多い路線では使われており、現在約88%の電車に設備がある。

 ただ、別の電車が同じ変電所の区間を走行している時しか利用できず、本数が少ない山間部などの路線では使えなかった。

 そこで、回生電力を蓄電し、別の電車が同じ変電所区間内を通った時や発電した電車自身が、再び加速する際に使うという。

 同社では今月末、東京西部を走る青梅線の変電所の一部に蓄電のためのニッケル水素電池を試験的に設置。年末には別の変電所に、蓄電効率の良いリチウムイオン電池も配備する。同線の場合で、従来より年間約5%の電力削減が見込めるという。

 また、ICTを使って電流を分析、調整すれば、これまで回生電力のやりとりが難しかった交流を使う変電所同士でも送受電が可能になるという。同社では、システムの開発を進め、来年度末、常磐線の一部に導入する予定で、年間6〜8%の電力削減を期待する。

 一方、管内の一部の駅では、近くに設置した太陽光パネルの電力を照明などに使用しているが、晴天時などのピーク時に作った電力は余っていた。ICTを利用して電力の受給を管理することで、余剰電力を他の駅に送ることもできるといい、今年10月以降に試験を始める。蓄電技術と組み合わせ、日中や夜間の消費電力をすべて太陽光発電でまかなう実験も、東北線の平泉駅(岩手県)で始める。

(2012年5月17日17時39分 読売新聞)



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posted by NOIKE at 20:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 発電, 蓄電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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