2012年05月17日

「「特発性肺線維症」の発症を抑える物質を、武田吉人・大阪大助教らの研究チームがマウスの実験で突き止めた。」

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「美空ひばりさん患った難病の発症抑える物質特定」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120516-OYT1T01444.htm?from=rss&ref=rssad



 歌手の美空ひばりさんが患った難病「特発性肺線維症」の発症を抑える物質を、武田吉人・大阪大助教らの研究チームがマウスの実験で突き止めた。


 治療薬の開発につながる成果で、米医学誌に17日、発表する。

 特発性肺線維症は、肺でガス交換する肺胞の壁が炎症を起こして硬くなる病気。間質性肺炎の一種で、呼吸困難で、5年前後で死に至る。喫煙やウイルス感染、加齢などの原因が考えられているが、はっきりしない。有効な治療法はなく、国内の患者数は推定1万人以上。美空ひばりさんはこの病気が原因で、1989年に52歳で亡くなった。

 武田さんらは、肺の上皮細胞の表面にあり、細胞の形や機能を調節している「テトラスパニンCD151」というたんぱく質に着目。遺伝子操作で、このたんぱく質が作れないマウスを作ったところ、肺胞の上皮にコラーゲンが蓄積して硬くなり、特発性肺線維症と非常によく似た症状になった。実際に患者の肺を調べると10人中6人でこのたんぱく質の量が半分以下に減っていた。

(2012年5月17日09時24分 読売新聞)



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posted by NOIKE at 13:37 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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