2012年05月05日

「多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ…阪大」 「有効な薬ができた」という話ではなく,「無効な薬がわかりそう」という話.

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「多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ…阪大」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120504-OYT1T00005.htm?from=rss&ref=rssad



 30歳前後の女性に発症例が多い神経難病多発性硬化症の患者に投与される代表的な治療薬が効かない症例を簡単に見分ける方法を、大阪大の中辻裕司講師らが発見した。


 治療薬を早期に切り替えることで症状の進行を効果的に抑えられる可能性がある。

 多発性硬化症の治療は、インターフェロンβを定期的に注射して症状の進行を遅らせる方法が主流だが、脳に病巣がある患者約60人を中辻講師らが調べると、約3分の1の患者で、この治療法では効果が確認されなかった。

 これらの患者では、セマフォリン4Aというたんぱく質が血液中に高濃度で検出された。これは通常、細胞の表面にくっつき、周囲の免疫細胞を集めるなどしているが、何らかの原因で細胞を離れて血液中に大量に流れ出し、症状の進行を加速させるらしい。

 このたんぱく質を調べる血液検査は半日程度で可能。多発性硬化症には昨年、別の治療薬も承認されており、中辻講師は「早い段階で患者に合った薬を選べるようになる」と話す。3日の米免疫学会誌(電子版)に発表した。

(2012年5月4日14時35分 読売新聞)



「有効な薬ができた」という話ではなく,「無効な薬がわかりそう」という話.


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posted by NOIKE at 11:59 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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