Chrome がひっかかるように重くなることが多いので，試しに RAMディスクを導入してキャッシュディレクトリを RAMディスクに指定してみたけれど，ほとんど変わらないなぁ．でも，64bit 版の Windows に導入できる，すごくよくできた RAMディスクドライバを見つけられた．

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Chrome がひっかかるように重くなることが多いので，試しに RAMディスクを導入してキャッシュディレクトリを RAMディスクに指定してみたけれど，ほとんど変わらないなぁ．
でも，64bit 版の Windows に導入できる，すごくよくできた RAMディスクドライバを見つけられた．
Dataram の RAMDisk の Freeware 版．
Freeware 版は，作れるディスクの容量が 4GB までに制限されているけれども，個人使用ではこれで十分．

「Dataram」の「RAMDisk」
http://memory.dataram.com/products-and-services/software/ramdisk


NTFS での RAMディスク作成は，ドライバとして用意されていないので，

最初に一度だけ手動で NTFS フォーマット
↓
RAMディスク全体をファイル化して保存（RAMDisk Configuration Utility で設定）
↓
起動時には，ファイル化した RAM ディスクを復元（RAMDisk Configuration Utility で設定）

という手順をとる．

RAMDisk Configuration Utility の「Settings タブ」で，作るRAMディスクの type を「Unformatted」にする．
RAMDisk Configuration Utility の「Load and Save タブ」で，「Load Disk image at Startup」と「Save Disk image on Shutdown」の両方にチェックを入れる．
RAMDisk Configuration Utility の「File メニュー」から「Save Settings」をクリックして，これらの設定を保存する．
注意ウィンドウが開くので，必ず「Ok」のほうを押す．「キャンセル」のほうを押してしまうと，設定が保存されない．

Windows のエクスプローラなどで，RAMDisk が作った RAMディスクを NTFS でフォーマットする．

これで，Windows の終了時に NTFSフォーマットした RAMディスクの内容が保存されて，Windows の起動時に RAMディスクの内容が復元される．


こうして導入した RAM ディスクだけど，Chrome のキャッシュディレクトリを --disk-cache-dir="R:\ChromeCache" で RAM ディスクに移動しても，Chrome の重たさはほとんど変わらないので，どうしようかなー．
RAM ディスクへのアクセスは結構あるし，こまごまとしたファイルがどんどんたまっていくので，Chrome のキャッシュディレクトリの移動はうまくいっている．
それでも Chrome が重たいということは，ひっかかるような重さの本質が別にある，ということなる．

Chrome のことはさておいて，Windows の TEMP や TMP を RAMディスクに割り当てておくと，ありがたい場面があるかもしれないですね．
SSD を導入している状況なら，SSD への書き込みが減るので，恩恵にあずかれそう．
いまは，HDD 環境なので，ひとまず，RAMディスクをやめてメインメモリに戻したほうがいいかもしれないなー．


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2011年05月08日
ディスク・キャッシュ・サイズを極小にしたほうが，Chrome のさまざまな動作が軽くなるような気がする．
http://knoike.seesaa.net/article/199956939.html

2009年05月12日
32bit 版の Windows 7 に Gavotte Ramdisk を導入した．
http://knoike.seesaa.net/article/152840159.html