2011年12月28日

なんだこのぬか喜び. こんなレベルであれば,2000年代初頭にはわかっていたじゃーん.

Web拍手:


「難病ALS、発症メカニズム解明…九大・慶大」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111227-OYT1T01129.htm?from=rss&ref=rssad



 九州大と慶応大の研究チームは27日、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症メカニズムをマウス実験で解明したと発表した。


 脊髄で分解酵素の働きが低下し、神経を活性化させるアミノ酸「Dセリン」が増加、蓄積するため、筋肉の萎縮を引き起こすという。「酵素の活性を高める方法が見つかれば、治療薬の開発も期待できる」としている。研究成果は米科学アカデミー紀要(電子版)にも掲載された。

 ALSは脊髄内で筋肉を動かす運動神経が障害を受け、次第に全身の筋肉に力が入らなくなる病気。全国に約8500人の患者がいるとされる。詳しい原因は不明で、根治的な治療法も見つかっていない。

 研究チームは、遺伝子操作を受け、ALSと同じように脊髄の運動神経に障害を持つマウスで実験。脊髄内のアミノ酸の量を調べたところ、Dセリンが健康なマウスの約3倍に増え、蓄積していた。さらに、Dセリンの増加を抑える分解酵素「DAO」の働きが、通常の半分に落ちていることもわかった。

(2011年12月27日23時10分 読売新聞)



なんだこのぬか喜び.
こんなレベルであれば,2000年代初頭にはわかっていたじゃーん.
単に,恣意的に再現できましたってだけの話?
しかも,マウスで.
それって,何か新しい?

なぜ増加してしまうのか,なぜ蓄積してしまうのか,それがわからないから困っているんでしょー.
新しいことはまだ何もわかっていないのと同じなんじゃない?


【医療, 薬, 病院の最新記事】
posted by NOIKE at 13:09 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

「iPSでALS治療薬…京大グループ、候補特定」
Excerpt: 「iPSでALS治療薬…京大グループ、候補特定」 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120802-OYT1T00098.htm?from=rss&..
Weblog: とりコー
Tracked: 2012-08-02 20:50

「筋萎縮性難病の原因遺伝子を発見…東大など」 「13人の患者は全員、「TFG」と呼ばれる遺伝子が変異していることが判明した。」
Excerpt: 「筋萎縮性難病の原因遺伝子を発見…東大など」 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120812-OYT1T00282.htm?from=rss&re..
Weblog: とりコー
Tracked: 2012-08-12 22:55