2011年12月07日

「肝臓がん、血液検査で早期診断…発見率3倍に」

Web拍手:


「肝臓がん、血液検査で早期診断…発見率3倍に」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111207-OYT1T00608.htm?from=rss&ref=rssad



 肝臓がんを血液検査で早期診断できる技術を、千葉大学の野村文夫教授(臨床検査医学)らが開発した。


 肝臓にがん細胞ができると体内で作られる免疫物質(抗体)を検出する方法で、血液検査による発見率は従来の20%から60%に向上する。すでに国際特許を取得しており、5年以内の実用化を見込んでいる。

 野村教授らは、がん細胞に多い「Ku86」というたんぱく質に着目。これを攻撃するために作られる抗体を診断の目印(腫瘍マーカー)として血液を分析したところ、早期がんの60%以上が陽性を示した。がんでないのに反応してしまう偽陽性は10%以下だった。

 肝臓がんのマーカーはこれまでもあったが、腫瘍の大きさが2センチ以下という早期の場合、陽性率が20%程度と低かった。早期発見は、超音波検査やコンピューター断層撮影法(CT)、磁気共鳴画像(MRI)など、熟練を要する高価な診断法に頼っている。

(2011年12月7日14時37分 読売新聞)



【医療, 薬, 病院の最新記事】
posted by NOIKE at 21:37 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。