2011年11月22日

「副作用ほとんどない抗がん薬、浜松医科大が開発」

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「副作用ほとんどない抗がん薬、浜松医科大が開発」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111122-OYT1T00449.htm?from=rss&ref=rssad



 浜松医科大(浜松市)は22日、副作用を軽減させる抗がん剤開発を進め、動物実験で効果が得られたと発表した。今後、臨床試験に入り、実用化を目指す。

 研究グループの杉原一広准教授によると、悪性腫瘍(がん)は1〜2ミリ以上になると、栄養を取り込むため「新生血管」を生じさせる性質がある。グループは、アミノ酸がつながってできる「ペプチド」の一種が、新生血管に集まりやすい特性を発見。新生血管だけに薬が運ばれるよう、ペプチドと組み合わせた抗がん剤を開発した。

 同大が、米サンフォードバーナム医学研究所と行った共同研究で、この抗がん剤をがん細胞を持つマウスに投与したところ、従来の約40分の1の量で、19日目にがん細胞がほぼなくなり、副作用は全く認められなかったという。成果は、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表される。

(2011年11月22日12時07分 読売新聞)



この原理だと,「副作用ほとんどない」は言い過ぎかも.見出しは読売新聞がつけたのだろうけれど.


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posted by NOIKE at 13:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「がん細胞に吸収されやすい人工「ペプチド」開発」
Excerpt: 「がん細胞に吸収されやすい人工「ペプチド」開発」 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120719-OYT1T00268.htm?from=rss&..
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