2011年11月10日

「長さ2ナノ世界最小の自動車、電気刺激で移動」

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「長さ2ナノ世界最小の自動車、電気刺激で移動」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111109-OYT1T01276.htm?from=rss&ref=rssad



 車輪に相当する四つの回転する部品を持ち、電気刺激で前進する世界最小の“電気自動車”をオランダ・グロニンゲン大などのチームが作成した。

 長さは約2ナノ・メートル(1ナノ・メートルは100万分の1ミリ)で、6ナノ・メートル動いた。微細な物質を運ぶ極微の運搬車などに応用できるといい、10日発行の英科学誌ネイチャーに発表する。

 この電気自動車は、車輪部分を含め、全体が炭素原子約130個からなる一つの分子で出来ている。同大のベン・フェリンガ教授らは、電気刺激などで1方向に回転する分子の断片を車輪として取り付けた分子を多数合成し、銅の板の上に置いた。

 このうち車輪の回転の向きがそろったものでは、走査型トンネル顕微鏡という顕微鏡を使って断続的に電気刺激を与えると、10回の刺激で車輪が5回転し、ほぼ直線的に6ナノ・メートル進んだ。

(2011年11月10日03時00分 読売新聞)



おぉ!
車長の 3 倍の距離を車輪の回転で進めることができたのなら,もう,あっという間に改良されていきそう.

いい方向に応用されていけば,手術できなかったり,しづらかったりした部位の手術が可能になるかも.

悪い方向に応用されていくと,恐ろしい兵器が作れてしまいそう.


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posted by NOIKE at 07:06 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未カテゴライズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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