2011年11月03日

「イメージしたとおり義手が動く世界初の技術」

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「イメージしたとおり義手が動く世界初の技術」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111103-OYT1T00172.htm?from=rss&ref=rssad



 脳卒中患者らの頭蓋内から直接、脳波を計測して意思を読み取り、ロボットハンド(義手)を意思通りに動かすことに大阪大脳神経外科の吉峰俊樹教授、平田雅之特任准教授らの研究グループが成功した。

 腕の動かない患者が頭の中でイメージした「握る・曲げる」などの動作を、高い確率で義手でも同じようにできたという。3日の米国神経学会誌「神経学紀要」の電子版で掲載される。

 脳と機械を結び、相互に作用させるBMI(ブレーン・マシン・インターフェース)の技術を応用する。対象は脳卒中やてんかんなどの患者12人(13〜66歳)で、うち7人は腕の一部または全部に運動まひが残る。

 2007年夏から今春にかけて、患者の頭頂部付近の大脳表面で、手や腕の動きに関係する部位「運動野」を中心に薄いシート状の電極を貼り付けた。その後、患者に「円柱状の包帯を握る」「ひじを曲げる」などの動作をイメージしてもらったり、実際に腕を動かしてもらったりしながら脳波を電極で計測。分析装置を通して脳波の違いから動きを判別し、6〜9割の確率で、ほぼ同時に同じ動きを義手で再現できた。

(2011年11月3日13時46分 読売新聞)



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2011年05月29日
「【ハイテク義手】バイオニックハンドでこんなことができる【まるでSF映画!】」
http://knoike.seesaa.net/article/205426571.html

2011年05月29日
「最新の義手を使って日常的な作業を行うデモンストレーション映像」
http://knoike.seesaa.net/article/205426381.html

2010年08月16日
「ついに脳神経とも直結! 脳からの指令で自由自在に動く人工の腕が完成間近」
http://knoike.seesaa.net/article/159642052.html

2009年11月12日
「最先端電気義肢で再び車を運転出来るようになった男性」
http://knoike.seesaa.net/article/152841822.html


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