2011年10月27日

「警察庁の掌紋照合、不具合4年…不正確10万件」

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「警察庁の掌紋照合、不具合4年…不正確10万件」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111027-OYT1T00663.htm?from=rss&ref=rssad



 警察庁は27日、事件現場で採取した指紋・掌紋と、容疑者の指紋・掌紋を照合する「指掌紋自動識別システム」のプログラムミスで、2007年から4年9か月間に登録された現場掌紋約10万2000件分について不正確な状態だったと発表した。


 事件の犯人や余罪を見逃していた可能性があり、同庁では該当する全掌紋の再照合を始めた。再照合は来年度までかかる見通し。同システムを納入したNECへの損害賠償請求も検討している。

 同庁によると、NECが07年1月にシステムの更新作業を行った際、現場掌紋の特徴を数値化するプログラムに、誤って指紋用のプログラムを入れたため、照合の精度が1割程度低くなっていたという。5月上旬に同庁職員が不具合に気付き、今月上旬に同社が原因を突き止めた。指紋の識別システムには問題はないという。

(2011年10月27日14時12分 読売新聞)





「警察の掌紋照合システムにミス」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4862289.html


 犯罪が起きた現場や容疑者から採取した掌紋(手のひらの紋様)をデータベース化し、新たに持ち込まれた掌紋と照合するシステムで、一部、指紋のプログラムと取り違えるミスが起きていたことがわかりました。

 このシステムは、採取した掌紋をデータベース化しておき、新たな掌紋が持ち込まれた場合、データベースの掌紋と照合して犯人の特定や余罪の確認作業を補うものです。

 警察庁によりますと、今回、本来は掌紋のプログラムと照らし合わせるところ、一部、指紋のプログラムと取り違えるミスが起きていたということです。照合は最終的に目視で確認するため、誤認逮捕はないということですが、犯人を見逃したり、捜査が遅れた可能性は否定できないということです。

 警察庁は、このシステムでデータベース化した掌紋およそ10万2000件でミスがなかったか確認を急ぐとともに、システムを納入したNECに対し、損害賠償請求も検討しています。(27日13:20)



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posted by NOIKE at 16:52 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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