2011年09月13日

「ニッケル使った燃料電池開発、従来品より安価に」

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「ニッケル使った燃料電池開発、従来品より安価に」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110913-OYT1T00599.htm?from=rss&ref=rssad



 九州大工学研究院の小江
おごう
誠司教授(触媒化学)らの研究チームが、ニッケルとルテニウムによる分子触媒を使った燃料電池の開発に成功した。


 実用化されている白金(プラチナ)触媒を使った場合の25分の1の発電能力を確認。高価な白金に代わる触媒として期待できるという。12日付のドイツ化学会誌「アンゲバンテ・ケミー」の電子版に掲載された。

 燃料電池は水素と酸素を使って電気をつくる。通常は、水素から電子を取り出して反応を促進する触媒に白金を使うが、資源量が少ないため、より安価な材料が求められている。

 研究チームは、水素から電子を取り出してエネルギーにしているバクテリアの体内にある酵素「ヒドロゲナーゼ」に注目した。2008年にニッケルとルテニウムを組み合わせ、酵素と同じ機能を持つ分子をつくることに成功。今回、この分子が燃料電池に使えることを確認した。小江教授は、白金に比べ触媒の価格は10分の1以下になると説明。「分子構造を改善すれば発電能力も向上する。自動車の動力源として使えるようにしたい」と話している。

(2011年9月13日14時46分 読売新聞



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posted by NOIKE at 16:08 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 発電, 蓄電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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