2011年09月06日

「急性膵炎発症に関係の遺伝子、世界で初めて特定」

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「急性膵炎発症に関係の遺伝子、世界で初めて特定」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110906-OYT1T00267.htm?from=rss&ref=rssad



 アルコールの多量摂取などが引き金になるとされる急性膵炎
すいえん
の発症にかかわる遺伝子を、秋田大の研究チームが世界で初めて特定し、今月2日付の米の医学専門誌で発表した。


 研究チームの真嶋浩聡講師(50)は「遺伝子の特定により、急性膵炎の新しい治療法や薬の開発に向け、大きな前進となる」と話している。

 研究チームは、膵臓
すいぞう
から分泌される消化酵素の排出を調節する遺伝子「インターフェロン制御因子2」に着目。この遺伝子を持たないマウスの膵臓が、正常なものに比べ白く変色していることに気付き、2008年から急性膵炎とこの遺伝子との関連を研究していた。研究の結果、この遺伝子を持たないマウスは膵臓から消化酵素が排出されず、膵臓内に消化酵素が蓄積していた。この消化酵素が膵臓自体を消化して炎症を起こし、急性膵炎と同じ症状になることがわかったという。

(2011年9月6日14時57分 読売新聞)



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posted by NOIKE at 17:52 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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