2011年09月04日

「専門家「常軌逸した量」」

Web拍手:


「専門家「常軌逸した量」」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20110901-OYT8T01270.htm



 核医学検査に詳しい専門家らからは、「核医学検査の信頼を失いかねない」などと危機感を募らせる声が相次いだ。核医学検査と被曝の関係に詳しい埼玉医大総合医療センター放射線科の本田憲業教授によると、子どもの場合、放射性物質の投与量は年齢や体格から個別に計算するが、基本的には必ず医師が関与しており、放射線技師が独断で行うことは考えにくいという。本田教授は「検査による被曝は診断が可能な画質が得られる最低限の線量に抑えるのが大原則。今回のような事態は、核医学検査の信頼性を失いかねない深刻な事態」と語った。

 日本放射線技師会長の中沢靖夫・昭和大学統括放射線技術部長は「画像が見えにくい場合は専門医師に相談して、投与量を増やすかどうか決めるのが原則。放射線技師が単独で薬を増やすということはあり得ず、これほどの異常な被曝線量になることは考えられない」と話し、日本放射線技師会として調査委員会を設置する考えを示した。

 推奨量の10倍のテクネチウム99mが投与されていたことについて、山梨県立中央病院の宮崎旨俊・放射線技師長は「(10倍は)常軌を逸した数字。健康への影響については専門家の間でも意見が割れており、現時点での評価は難しい」としている。

(2011年9月2日 読売新聞



==

2011年09月04日
「放射性薬剤 第三者委の設置検討」
http://knoike.seesaa.net/article/224243812.html

2011年09月04日
「改ざん12年気づかず」
http://knoike.seesaa.net/article/224243442.html

2011年09月04日
「過剰投与、放射線技師が少なく記入し記録改ざん」
http://knoike.seesaa.net/article/224242923.html

2011年09月01日
「成人に対する日本核医学会の推奨投与量は最大185メガ・ベクレル」なんだ? すんごく多い気がするなぁ.
http://knoike.seesaa.net/article/223651221.html

2011年09月01日
「放射性物質を過剰投与、子ども84人に」
http://knoike.seesaa.net/article/223632643.html


【未分類の最新記事】
posted by NOIKE at 17:35 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック