2011年08月20日

「調剤ミスで75歳死亡、薬剤師2人を書類送検」

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「調剤ミスで75歳死亡、薬剤師2人を書類送検」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110819-OYT1T00504.htm?from=rss&ref=rssad



薬の誤った調剤をして、女性患者を死なせるなどしたとして、埼玉県警は19日、「小嶋薬局本店 サンセーヌ薬局」(埼玉県越谷市)の吉田玲子・管理薬剤師(65)(千葉県野田市)を業務上過失致死容疑で、経営者の小嶋富雄・埼玉県薬剤師会長(76)(埼玉県越谷市)を業務上過失傷害容疑でさいたま地検に書類送検した。


 発表によると、小嶋会長は昨年3月25日、春日部市の米沢朝子さん(当時75歳)が胃の負担を和らげる「胃酸中和剤」を医師から処方されていたのに、重症筋無力症の治療に使う「コリンエステラーゼ阻害薬」を誤って調剤して渡し、全治不詳の中毒を起こさせた疑い。

 医薬品管理の責任者だった吉田薬剤師は、在庫管理の際に調剤ミスに気づいた部下の薬剤師から同4月1日にミスの報告を受けながら、米沢さんに連絡せずに放置し、薬による中毒で死なせた疑い。

 米沢さんは同3月31日頃から誤って渡された薬の服用を始め、4月7日に入院先の病院で死亡した。

 県警は、調剤ミスに気づいた時点で連絡をしていれば、死ななかったとみている。

(2011年8月19日12時53分 読売新聞)



「誤調剤で死亡させた疑い、薬剤師ら書類送検」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4804939.html


埼玉県の薬局で、大量に服用すると副作用が出る恐れのある薬を誤って調剤して、女性を死亡させたとして、薬剤師の女ら2人が書類送検されました。

 業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、埼玉県越谷市の管理薬剤師の女(65)と経営者の男(76)です。

 女らは去年3月、春日部市の米澤朝子さん(当時75)に本来は「胃酸中和剤」を調剤すべきところを誤って「コリンエステラーゼ阻害薬」を調剤して、これを飲んだ米澤さんを中毒症状で死亡させたなどの疑いがもたれています。

 女は1週間後に誤って調剤したことに気付きましたが、薬を回収しておらず、調べに対し「失敗を叱責されるのが嫌だったので回収しなかった」と供述しているということです。(19日11:41)



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posted by NOIKE at 02:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療, 薬, 病院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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