2011年06月30日

「ルネサスの後工程生産を担う東セミ東京デバイス、閉鎖」

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「ルネサスの後工程生産を担う東セミ東京デバイス、閉鎖」
http://japan.internet.com/busnews/20110629/2.html



ルネサス エレクトロニクスは2011年6月28日、同社の100%子会社であるルネサス東日本セミコンダクタの東京デバイス本部を、2012年3月末を目処に閉鎖する、と発表した。

閉鎖に伴う社員の処遇に関しては、今後労使で協議していく予定。

現在生産している製品はルネサスの他拠点に生産を移管するが、一部製品は生産を中止する。また、生産を移管する製品については、移管にかかる期間を考慮し、前倒し生産による作り溜めなども行う。

東セミ東京デバイス本部は、1963年に青梅電子工業所として設立された。以来、トランジスタに始まり、アナログ IC や液晶ドライバ、メモリ製品の組み立て工程を担ってきた。現在、多段チップ積層技術を駆使した大容量メモリ製品や、枚葉式テスト技術を主力とした半導体組み立て事業を展開している。

東セミ東京デバイス本部では、ルネサス向け後工程生産を行うとともに、独自技術を生かした外販事業の拡大に向け、事業施策を行ってきたが、アジアを中心とした海外企業の台頭で競争が激化、経営環境が厳しくなった。

ルネサスは2010年7月、「100日プロジェクト」を発表、その中で後工程に関する方針として、「海外展開と集中生産化を推進し生産効率を改善」を掲げ、海外生産能力の強化や外部委託生産を増やしていく方向に転換した。

このため、東セミ東京デバイス本部の閉鎖を決定した、という。



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posted by NOIKE at 04:33 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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