2011年06月15日

「ニュートリノ第3の変化、宇宙誕生の謎に迫る?」

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「ニュートリノ第3の変化、宇宙誕生の謎に迫る?」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110615-OYT1T00462.htm?from=rss&ref=rssad



高エネルギー加速器研究機構などのグループは15日、素粒子ニュートリノの種類が変わる三つのパターンの「ニュートリノ振動」のうち、唯一観測されていないパターンが起きた可能性を示す現象を世界で初めて捉えたと発表した。

 宇宙誕生の謎に迫る「CP対称性の破れ」という現象を確認する有力な手がかりになりそうだ。

 ニュートリノには「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある。電子型とタウ型、ミュー型とタウ型が相互に変化する現象は確認されているが、電子型とミュー型の間の変化は極めて起こりにくく観測されていない。

 グループは、茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J―PARC)で作ったミュー型ニュートリノを、295キロ離れた東京大宇宙線研究所の観測施設「スーパーカミオカンデ」(岐阜県飛騨市)に照射。観測データを解析したところ、ミュー型が飛行中に電子型に変化したとみられる六つの現象が見つかった。

 「CP対称性の破れ」については、ノーベル物理学賞を受けた小林誠・同機構特別栄誉教授と益川敏英・京都大名誉教授が、クォークという別の素粒子で理論的に説明したが、ニュートリノにも「破れ」があると考えられている。

(2011年6月15日13時09分 読売新聞)



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2010年03月08日
「300キロ先で「ニュートリノ」観測」
http://knoike.seesaa.net/article/152843046.html


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