2011年05月20日

「複数の ARM 版『Windows 8』を開発中?」

Web拍手:


「複数の ARM 版『Windows 8』を開発中?」
http://japan.internet.com/allnet/20110520/4.html



複数のメディアが Intel 幹部の発言として、Microsoft は ARM アーキテクチャのプロセッサ向けに、少なくとも4バージョンの『Windows 8』を計画していると報じた。なお報道によれば、これらのバージョンでは x86 版 Windows 用の「レガシー」アプリケーションが動作しないという。ただし Microsoft はこの発言について、「不正確かつ誤解を招くもの」と述べている。

今回の件は、17日にカリフォルニア州の Intel 本社で開催されたアナリスト向けイベント『Investor Meeting 2011』の席上で、ARM プロセッサに関する Microsoft の計画について、Intel が Bloomberg を含む複数の報道機関に対して語ったものだ。

報道によれば、同イベントでは Intel のソフトウェア事業を率いる Renee James 氏は Windows 8 について、ARM プロセッサ向けの4バージョンと、Intel の x86 プロセッサ向けの1バージョンを Microsoft が計画していると発言したという。そして ARM と x86 はアーキテクチャと命令セットが異なるため、ARM 版 Windows では x86 用アプリケーションを使用できないと報じられた。

ARM アーキテクチャ版 Windows の存在自体は、特に驚く話ではない。Microsoft は1月初め、ラスベガスで開催された『2011 International Consumer Electronics Show (CES)』で、ARM 対応版 Windows 8 を開発すると発表したが、バージョンの数までは明らかにしていなかった。

Microsoft の広報担当は取材に対し、次のように語った。「17日の Investor Meeting においてなされた、当社の Windows 次期バージョン計画に関する Intel の発言は、実際のところ不正確で、残念ながら誤解を招くものだ」

「最初にシステム オン チップ (SoC) 用 Windows のデモンストレーションを行なったときから、当社は目標を明確に提示し、まだ技術デモの段階だと強調していた。したがって現時点では、それ以上の詳細や情報はない」





【コンピュータの最新記事】
posted by NOIKE at 21:54 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック