2011年05月09日

「運転手のはずが原発敷地内作業…あいりんで紹介」

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「宮城で運転手のはずが原発で給水作業」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4720453.html



大阪・西成区のあいりん地区で、東日本大震災後に「宮城県で運転手として働く」求人に応募した60代の男性が、実際には福島第一原発で使用済み核燃料を冷却するための給水作業をしていたことがわかりました。

 大阪・西成区の労働福祉センターによりますと、3月17日ごろ、岐阜県大垣市の業者からの依頼で、「宮城県女川町で30日間、日当1万2000円で10tトラックの運転手募集」の求人情報を掲示したところ、60代の男性2人が採用されました。

 しかし、そのうち1人の男性から1週間後の3月24日、「現場が違う」と相談の連絡があったということです。

 「就労現場が『原発が見えるところから作業している』と。就労先が『女川』から『福島』になるというのはありえない」(労働福祉センターの会見)

 男性は、「福島第一原発の近くで防護服を身につけ作業をしている」と話したということで、センターが業者に確認したところ、2人を原発付近で働かせたことを認め、条件を急きょ変えたと話しているということです。

 「何人かから『原発へ行かないかと言われた』と聞いた」(西成区の労働者)

 男性は結局、福島第一原発で5号機と6号機の建屋にある使用済み核燃料を冷却するための給水作業に当たったということで、大阪労働局などが、男性や業者からさらに聞き取りを進めています。(09日11:34)





「運転手のはずが原発敷地内作業…あいりんで紹介」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110509-OYT1T00595.htm?from=rss&ref=rssad



大阪市西成区・あいりん地区の労働者に仕事を紹介している財団法人「西成労働福祉センター」は9日、同センターが紹介した、宮城県でダンプカー運転手として働く求人に応募した60歳代の男性2人が、実際は福島県の東京電力福島第一原子力発電所敷地内などで働いていたことが判明した、と発表した。


 求人の際に労働条件を明示するよう定めた職業安定法に違反している疑いがあり、大阪労働局が調査に乗り出した。

 同センターによると、3月17日、岐阜県大垣市の建設業者から「宮城県女川町で10トンダンプの運転手、日当1万2000円で30日間」と求人があり、2人に紹介。それぞれ採用されたが、同月24日、このうち1人から同センターに、「福島第一原発が見える場所で作業をしている。求人と条件が違う」と苦情の電話があったという。

 同センターが業者などに確認すると、1人は5、6号機の外で防護服を着て給水タンクから水を運ぶ仕事に4月21日まで従事。求人条件の2倍ほどの約60万円の報酬を得たという。もう1人は原発敷地外で、タンクローリーで水を運ぶ作業をしていた。

 同センターは「驚いている。なぜ、大きく契約が変更されたのか、労働者の被曝
ひばく
防止のため適正な管理がされていたかどうかを確認したい」と話している。

(2011年5月9日12時44分 読売新聞)



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posted by NOIKE at 13:56 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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