「１日に１時間以上停電が発生した場合、１日ごとに、その月の基本料金の４％分を割り引く」の意味が取れない．

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「１日１時間以上の停電、基本料金を割引へ」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110408-OYT1T00502.htm?from=rss&ref=rssad


「
東京電力は８日、３月１４日から実施している計画停電を、今後は「原則実施しない」と発表した。


　気温が上昇して暖房向け需要が減っているほか、企業や家庭の節電が浸透しているためで、事実上の「終了宣言」となる。

　また、冷房需要が拡大する夏場についても、小型のガスタービンの増設や、政府の電力需給対策に基づく節電協力などで、計画停電を回避する方針を示した。

　ただし、気温の急激な変化や発電所トラブルなどで供給力が大幅に不足する場合、「やむをえず計画停電を行う可能性がある」（藤本孝副社長）としている。

　また、一般家庭と、契約電力が５００キロ・ワット未満の企業などを対象に、東日本大震災による停電や、計画停電で、１日に１時間以上停電が発生した場合、１日ごとに、その月の基本料金の４％分を割り引くと発表した。５月分以降の電気料金の請求時に精算する。

（2011年4月8日13時52分 読売新聞）
」


「１日に１時間以上停電が発生した場合、１日ごとに、その月の基本料金の４％分を割り引く」の意味が取れない．

1/24 = 0.0416666667...

だから 4% って意味？
3時間近く停電させようが，1日に2回も停電させようが，1日あたり1時間だけしか補填しないってこと？
だとしたら，えらく軽くみられたものだなー．

まず，4% じゃなくて，4.2%だよね．0.2% は大きいぞー．
しかも，それは下限であって，上限ではないぞー．

実質的な損失は 4% どころじゃないんだけどなー．
1時間分の停電の損失額は，1時間分の基本料金どころではないんだけどなー．


==

2011年03月23日
ゴリ押しして停電を逃れた地域が多く存在する中で，相変わらず停電を強行される地域は，たとえば，電気料金を割り引くような還元がないと，割に合わなすぎる気がする．
http://knoike.seesaa.net/article/192109348.html

Comments

ん、一時間分の基本料金は一ヶ月分の基本料金の 1/24 ではありませんよね。
1/30/24 とか 1/31/24 とかなわけで、そこをいきなり 4% も割り引くのだから相当頑張ってる気がしますが。

Posted by koyama41 at 2011年04月20日 18:25

おひさしぶりです．
記事を書きっぱなしにしていて，補足も追記もしていなかったのですが，その後，
「
基本料金８１９円に対し割引額は１日あたり３２・７６円。
」
と提示されましたので，文面どおりに
「その月の基本料金の４％分」* 停電があった日数
を割り引くことになります．
1日分の基本料金の 4% ではないことになります．

そうすると，いろいろと腑に落ちないわけで，

o 「1日あたり 4%」という値の出所
o 使用料ではなく基本料を基準にしていること

がわからないわけです．

> ん、一時間分の基本料金は一ヶ月分の基本料金の 1/24 ではありませんよね。

はい，違います．承知の上で書いています．
1/24以外に 0.04 に近い値を思いつきませんでした．
だから「意味がとれない」のでした．

ほとんどの家庭での実際の損失額に対して，割引額が少ない気がするんですよねぇ．

Posted by NOIKE at 2011年04月20日 20:17