2015年03月09日

「電磁石で弦を響かせる新たな音色を手に入れたピアノ「Magnetic Resonator Piano」」 結構,効いている.アタックの強い音は,やっぱり,ハンマーありの音らしい.とはいえ,これは興味深い試み.ピアノの「楽器としての使い方」や「演奏方法」の幅が広がりそう.

Web拍手:


「電磁石で弦を響かせる新たな音色を手に入れたピアノ「Magnetic Resonator Piano」 - GIGAZINE」
http://gigazine.net/news/20150309-magnetic-resonator-piano/



劇的に効くわけではないけれど,結構,効いている.




アタックの強い音は,やっぱり,ハンマーありの音らしい.
さすがに,電磁力だけだと普通にピアノの鍵盤を打鍵したときの「ぽーん」という音を出せるほどには振動させられないよねぇ.
The actuators can also be used to modify the natural sound of the piano」だそうだけど,どちらかというと逆だなぁ.
「メインはモディファイアだけどハンマーなしでも(ちょっと変わった音を)鳴らせるよ」という印象.
とはいえ,これは興味深い試み.
ピアノの「楽器としての使い方」や「演奏方法」の幅が広がりそう.


「Magnetic Resonator Piano | Music . Entertainment . Technology」
http://music.ece.drexel.edu/research/mrp

JNMR とか NIME とか CMJ とかに論文がある.
一番古いモノで 2010年.
あとでざっくりと読んでおこう.


http://gigazine.net/news/20150309-magnetic-resonator-piano/

いわゆるアクチュエーターのような機械的な動きはせず、内蔵されたコイルが弦のそれぞれの弦に合った周波数の電磁力を発生させることで、これに弦が共鳴して音が鳴るという仕組みになっているわけです。この仕組みは、ギター用に開発されたEBowやフェルナンデス・サスティナーと類似するものと言えます。


「The Amazing EBow :: Home」
http://www.ebow.com/home.php

「SUSTAINER | FERNANDES OFFICIAL WEB SITE」
http://www.fernandes.co.jp/products/sustainer/index.html

確かに.基本的には,「サスティナ(モディファイア)」という印象.
「モディファイアだけど,これ単独でハンマーレスでもピアノの弦を鳴らせるよ」という印象.



上の原音と比較しても、電磁力で駆動された音がほとんど同じ音の成分を含んでいることがわかります。


そりゃまぁ,同じ弦だからねぇ(^^;).含んではいるけれど,スペクトル包絡がかなり違うので,音色はかなり違ってしまう.


それにしても,「MOOG PianoBar」がほしーなー.安く市販されないかなー.


posted by NOIKE at 21:54 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする