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「「世界初、iPS細胞を使った手術」 News i - TBSの動画ニュースサイト」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2297263.html
「
iPS細胞を使った世界初の手術が神戸で行われました。網膜の一番奥の部分、黄斑とよばれる部分が傷ついたりした場合、視力が低下し、場合によっては失明する危険もあります。今回、この組織を再生するため、患者の皮膚細胞をもとにしたiPS細胞からつくったシートを患者に移植する手術が、臨床研究として初めて行われました。」
「16時20分に手術は終了。細胞シートは予定通り移植された」(理研の広報)
患者は兵庫県に住む70代の女性で、手術は神戸市中央区の理化学研究所に隣接する先端医療センターで午後1時40分から行われました。
高橋政代プロジェクトリーダーの事前の説明では、女性は「加齢黄斑変性」という網膜が傷ついて視力が急激に低下する難病で、患者本人の皮膚から作ったiPS細胞を網膜細胞に変化させ、シート状にして移植するというものです。
「こういう再生医療を進めていく形ができたのは意義深い」(理研 高橋政代プロジェクトリーダー)
これまで、傷ついたり劣化したりした網膜に対する根本的な治療法はありませんでした。しかし、京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞は、患者自らの皮膚などから細胞をつくるため、拒絶反応がなく、効果的な治療法として期待が高まっていました。
iPS細胞による治療を待ち望む人は全国に数多くいます。大阪市の橋本富雄さん(68)は網膜色素変性症で徐々に視力が低下、視野が狭く、色もほとんど識別できません。同じ病気の患者は全国で3万人に上るとされます。
「(高橋)先生が目指しているのは視力0.1と聞いている。0.1あって視野が広がって夜盲が治れば、十分働けるし、いろんなことできる。野山を一人で歩きたい」(橋本富雄さん)
12日の手術は臨床研究の一環として行われていますが、研究者らは今後の展開に期待を寄せています。
「新しい医療の始まり、新しい鼓動を感じる。何とか心臓でもiPS細胞の研究を臨床に届けたい」(大阪大学大学院 心臓血管外科 澤芳樹教授)
いよいよ臨床段階にまで進んだiPS細胞。高橋リーダーらは術後も細かい観察を続け、安全性を確認したいとしています。(12日17:54)
執刀した方はどなただろう.すばらしい.
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2013年02月28日
「iPS臨床研究、理研などが世界初の申請」
http://knoike.seesaa.net/article/335104997.html
2013年02月14日
「iPS細胞で網膜再生、病院倫理委承認…申請へ」
http://knoike.seesaa.net/article/322313202.html
2013年01月08日
「iPSを医療に応用、薬効の個人差確認…理研」
http://knoike.seesaa.net/article/312160966.html
2012年11月01日
「iPS臨床研究、神戸の病院に申請…理研チーム」
http://knoike.seesaa.net/article/299954235.html