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「洋上風力発電、福島沖で準備着々…巨大な鎖搬入」
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130612-OYT1T00813.htm
「
海に浮かべた風車で発電する「浮体式洋上風力発電所」の実験設備建設が福島県沖で本格化し、同県いわき市の小名浜港で12日朝、風車を海底につなぐための巨大な鎖を船に積み込む作業が行われた。」
洋上風力発電は、東京電力福島第一原発事故からの復興策の目玉として、国が世界初の事業化を目指している。
実験は経済産業省の委託事業で、丸紅や東京大など11団体が共同で実施。福島県などによると、欧州では数年前から同様の研究が進められているが、今回の実験では、高さ約100メートルの風車1基と高さ約200メートルの風車2基を組み合わせることで、世界最大規模の計1万6000キロ・ワットの出力を見込んでいる。
障害物がなく、風も安定している洋上の風力発電は、陸上と比べ稼働率が1・5倍以上になるという。変電施設も海面に浮かべ、海底ケーブルでつないで陸上へ送電する仕組みで、地元には関連産業の集積や雇用の創出が期待される。
(2013年6月12日18時17分 読売新聞)