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「歓喜の渋谷、軽妙に若者さばいた「DJポリス」」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130607-OYT1T00644.htm
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「お巡りさんのイエローカードが出る前に、交差点を渡りましょう」――。」
サッカー日本代表がワールドカップ(W杯)出場を決めた4日夜、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点で歓喜にわく数千人の若者を軽妙な語り口でさばいた警察官に「DJポリス」の名が付いた。インターネット上などで評判になっている。
この警察官は警視庁第9機動隊の20歳代の男性隊員。宮城県出身の独身で、剣道四段。昨年9月から花火大会や初詣などで、群衆をマイクで誘導する広報係になった。勤務後も数時間の練習を積む努力家で、今年1月にはアナウンス技術の庁内競技会で優勝した逸材だ。
指揮官車の上でマイクを握ったのは、4日の試合終了直後。続々と集まる青色ユニホームの若者に「皆さんは12番目の選手。日本代表のようなチームワークでゆっくり進んでください。けがをしては、W杯出場も後味の悪いものになってしまいます」と呼びかけた。
赤信号に切り替わると、「車を通してください。ドライバーにもサポーターはいます。日本代表はフェアプレーで有名。皆さんもルールとマナーを守ってください」と交差点内に立ち止まらないように誘導した。
若者らは噴き出したり、男性隊員をカメラで撮影したりと和やかな雰囲気に。江戸川区の女性会社員(29)は「サポーターの喜びに共感しながら呼びかけてくれるので、素直に従おうと思う」と話していた。
男性隊員は、過去の資料映像などを見ながらアナウンスの練習を繰り返した。話題になったことを「大変驚いている」という。趣味は野球観戦だが、サッカーではMF本田圭佑選手のファン。「W杯出場は一個人として大変喜んでいます」と話しているという。
(2013年6月7日13時08分 読売新聞)
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勤務後も数時間の練習を積む努力家で、」
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過去の資料映像などを見ながらアナウンスの練習を繰り返した。」
努力の賜物ですねー.