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「Croudia(クローディア)」
https://croudia.com/ 日本版 Twitter 風 SNS,「Croudia(クローディア)」に登録してみた.
私のアカウントは,@knoike
https://croudia.com/knoike http://croudia.co.jp/NR20120406.html Croudia のサービス開始は,2012年 4月 6日.まだ 1年未満の新しいサービス.
ほとんど Twitter と同じなのだけど,特徴的な違いとして,ささやき(つぶやき)の文字数制限が 372 文字とゆるい,ということがある.これは,何をするにもかなり楽.
軽く使ってみて私が理解した Croudia の特徴などを列挙してみると,
o Twitter でいうところの「つぶやき」は,Croudia では「ささやき」
「つぶやく」は,「ささやく」.
o ひとつの「ささやき」の文字数制限は,372 文字.
372 文字の根拠は,
https://croudia.com/html/faq 「英語での文章表現は、日本語の2.66倍の文字数を必要とする調査結果があり、」
が根拠とのことで,140 * 2.66 = 372.4 で,372文字.
要は,日本人以外の人も参入してもらえることを期待しているのだろうなぁと思う.
でも,日本人でも 372 文字もあると,何をするにもかなり楽.言いたいことを端折ったり,言葉を変えたり,削ったりしなくてもいいもの.「引用返信」も気軽にできる.
ただ,「英語を母国語とする方にもストレスの無いミニブログ環境の提供を可能にしました。」という割には,英語での案内がまだないような気がする.
ブラウザの言語設定で表示言語が切り替わるのかなぁ?
あとで試してみよう.
o ささやき中の URL は,基本的には goo.gl 短縮される.
o 画像や動画,音楽(音声)などのささやきへの埋め込み表示はされない.ささやき詳細ページで表示される(いちいち,ささやき詳細ページへいかなければならない).
o Twitter でいうところの「Favorite(FAV)」は,「ファボーディア」.「★」マーク.
o Twitter でいうところの「ReTweet(RT)」は,「スプレッディア(SP)」.
o 「Crゴールド」という,Croudia 内だけで使える「通貨」がある.
他の会社が参入できたり,個人間でやりとりできるようになったりすると,いろいろとおもしろいことができるかも.「投げ銭」とか.
いまのところ,Croudia から提供されているゲームでだけ使える.
現状では,ゲームといっても「なんちゃら診断」がほとんどで,Crゴールドの使い途が,私にはない.
サービスインするときに,ちょっとした対戦ゲーム(ボードゲーム)でも用意しておけばよかったのにねぇ.
o Android や iPhone/iPad などへの対応の仕方は,デバイス用のアプリがあるわけではなく,サイト自体をそれぞれのデバイス向けの表示ができるようすることで対応している.
いわゆる「HTML5 サイト」ということですな.
これは開発するにも管理するにも楽だと思う.
o なんらかのアクセス API が提供されているわけではない.クライアントも公式 Web UI だけ.
o ハッシュタグは,"#"以降の文字列.ちょっと試してみた感じでは,「"#" 以降," (半角空白)"または,末尾まで」のようだった.
ハッシュタグは,「ホーム」の Timeline や,「Public Timeline」では,リンクになっていない.これはかなり不便.
ハッシュタグごとの個別 URL というのは,あることはあるのだけど,その実体は単なるキーワード検索.
それ自体は構わないのだけど,結果が表示された瞬間にリダイレクトされて検索 URL ではなくなってしまうので,他から参照させたり,ハッシュタグでの検索結果を使い続けるときに,かなり不便.というか,これは,ハッシュタグとしては「ツカエナイ」というレベル.
o ささやきごとの個別 URL はある.でも,それは,Croudia のサイトのページそのものなので,ささやき以外の情報が大量にある単なるひとつの Croudia 内ページ.Twitter のように,ささやきだけを抽出して他のサイトに埋め込むようなことはできない.
o 公式 Web UI が,現状では,ちょっと使いづらいし,見づらい.
-- フォントサイズが固定されているらしく,ブラウザで拡大/縮小しても,レイアウトだけしか拡大/縮小されない.私には小さくて見づらい.許容範囲内ではあるけれども.
-- 色設定ができない.自分への返信がピンク色に染まるのはイヤだ.
-- 何をするにも,ページ遷移を何段か経由しなくてはならなくて,操作がわずらわしい.
たとえば,「自分への返信」一覧にアクセスするのに,1クリックでは辿りつけない(「Menu」→「@返信」).さらに,そこから返信するのにも,もう一段のページ遷移が必要.
-- 「ホーム」の Timeline や,Public Timeline で,ささやき文字列を選択できない.そのため,選択してコピーして何かに貼りつける,ということができない.いちいち「ささやき詳細」にページ遷移しないといけない.
-- ハッシュタグや URL が「ホーム」や「Public Timeline」ではリンクになっていないので,アクセスしづらい.これもいちいち「ささやき詳細」ページにページ遷移しないといけない.
という感じでした.
372文字も許容できたり,「引用返信」がデフォルトでできたりと,プラットフォームとしてはよいと思うので,あとは,Web UI が使いやすく,そして見やすく整備されるかどうかですね.
そのあたりって,API さえ用意してしまえば,興味を持ったユーザがクライアントを自分で作るのだけど,Croudia は,どうもそういう方針ではなく,全部公式サイトで完結させたいような感じ.
現状では使い勝手がイマイチだけど,Wassr なきいま,Twitter から Twitter類似サービスへの移住先として Croudia は,割といいかもしれない.
ちょっと様子見中.
方針が想像ついたとはいえ,やっぱり API を提供してほしーなー.
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2012年10月02日
「Bootstrapの人、Twitterやめるってよ | IDEA*IDEA」
http://knoike.seesaa.net/article/295126053.html 2012年08月17日
「Twitterがなるはずだった姿(ソーシャルプラットフォーム)を目指すApp.net」 App.net は 256文字.有料.
http://knoike.seesaa.net/article/287045043.html 2012年08月17日
Twitter がおかしな方向に走りつつあるのはわかっていたのだから,Wassr はもうちょっとねばってみたほうがよかったのではなかろーか.
http://knoike.seesaa.net/article/287042126.html 2012年08月01日
JaikuEngine は,まだあるっぽい.ローカルで Jaiku を動かす,というのもひとつの方法ですね.
http://knoike.seesaa.net/article/284258412.html 2012年08月01日
Wassr が,サービスを終了するらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/284257250.html 2012年03月14日
Twitter から,Twitter類似サービスへの移住先としては,日本人なら「Wassr(ワッサー)」でいいような気がする.
http://knoike.seesaa.net/article/257661896.html