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「インターネットを利用した研究発表のライブ動画中継の試行について」
http://www.sigmus.jp/?page_id=966IPSJ SIGMUS では,今後は,「歌声情報処理最前線」のようなスペシャルセッションに限らず,基本的にすべての発表でインターネット中継を実施するらしい.
特許申請を予定しているなどの何らかの理由で中継を希望しない方の発表だけは中継しない,という方針だそう.
どんな問題(デメリット)が生じるか想像が及ばない部分もあるので,2012年度は試行期間らしい.
その場にいなくても会場でしか得られない情報が得られるので,研究職に就きそこなった上に,経済的に厳しく,また旅行嫌いの私にはすごくうれしい.
ただ,ちょっと心配になるのは,SIGMUS 会費納入者が減るのではないか,というところ.
会費を払うメリットは,「発表できる」,「予稿を入手できる」ということだけになる.
発表するつもりがなく,情報源として必要としているだけの人は,会費を払わなくて済む.
ただでさえ SIGMUS は安めに会費を設定しているので,運営できなくなるほど会費納入が減らないといいなぁ.
もっとも,「学会自体が,もはや必要ないのでは?」という考え方もあるので,IPSJ ごとなくなってしまっても差し支えない時代に差し掛かっているのかもしれないですね.
国際会議やインタラクティブ・デモができる場さえあれば,成果発表・普及として(仕事として)十分,という時代.
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2011年12月02日
「第1回ニコニコ学会β 5thセッション「研究してみたマッドネス」」の発表者の一覧は,
http://atnd.org/events/22419 の右にある,ツイート一覧っぽい列がそうらしい.
http://knoike.seesaa.net/article/238254948.html2011年11月21日
「第1回ニコニコ学会βシンポジウム」は,2011年12月6日(火)13:00〜20:00.
http://knoike.seesaa.net/article/236342275.html2011年07月23日
「消えゆく学会 〜問い直される学会の役割と社会との関係性〜」
http://knoike.seesaa.net/article/216301157.html2011年01月30日
「学会に論文を投稿する」という行為も,近い将来に出版業界と似たような状況に陥る気がする.
http://knoike.seesaa.net/article/183167258.html2010年08月16日
学生さんよりも,教職員のコピペとか二重投稿とかのほうが問題. それでお金をもらっているわけだし,身分の源にもしているわけだから.
http://knoike.seesaa.net/article/159621009.html2010年02月15日
日本の大学でも,そう.
http://knoike.seesaa.net/article/152842528.html2008年10月15日
シングル・ブラインド方式
http://knoike.seesaa.net/article/152835811.html2007年07月13日
Scriptovia
http://knoike.seesaa.net/article/152830647.html
posted by NOIKE at 16:10
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