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「肺腺がんの原因遺伝子を発見」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4951390.html
「
肺がんの7割を占める「肺腺がん」の原因となる異常な遺伝子を発見したとして、国内外の3つのチームが、イギリスの科学誌ネイチャーメディスン電子版に同時に発表しました。治療薬の開発に弾みがつきそうです。」
論文を発表したのは、国立がん研究センター、がん研究会と自治医科大のチーム、米国の研究所と名古屋市立大のチームの3つのチームです。
それぞれのチームは別々に研究を行っていましたが、肺腺がんの組織から細胞の増殖に関わる遺伝子と、別の遺伝子が融合している異常な遺伝子を見つけ、この遺伝子にがんを作る性質があることや、甲状腺のがんの治療薬に効果があることを確認しました。
また、がん研究会のチームはこれとは別の融合遺伝子を見つけ、がんを作る性質があることを確認し、肺腺がんはこの遺伝子によるものが全体の1.2%に上ることを明らかにしました。
肺腺がんからはこれまでにも融合遺伝子が見つかっており、それぞれの融合遺伝子に対する治療薬の開発が進みそうです。(13日03:32)