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「がん検出、単位間違ったまま627件検査」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110928-OYT1T00568.htm?from=rss&ref=rssad
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国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で2005〜07年、がんの発生を確認する「腫瘍マーカー」の検出値の単位などを誤った状態で、少なくとも627件検査していたことが分かった。厚生労働省は同病院への調査を始めた。
関係者や内部資料によると、問題があったのは卵巣がんなどが発生した時に体内で増加する「βHCG」の検査で、βHCG以外の成分も検出する試薬を使っていたため、誤った検出値の単位になっていたという。
関係者によると、07年に同病院で治験を担当する部署から「検査データが正確でない」との指摘を受けて問題が発覚。是正したが、検査部外には報告していなかった。
国立がん研究センターでは、「検査機器を新しくした時に、単位が間違って設定されていたことは聞いているが、詳しい内容については調査中。現在の検査態勢は適切だ」としている。
(2011年9月28日12時17分 読売新聞)
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