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「ドコモ:他社の端末にも障害広がる」
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110607k0000m020096000c.html
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6日朝発生したNTTドコモの携帯電話の通信障害は、172万台分の情報を管理する装置の故障によるもので、3000件を超える苦情や問い合わせが寄せられた。番号継続制の仕組みの問題から他社の端末にも障害が広がり、異例の事態になった。
故障したのは、電話番号などの加入者情報の確認を行うサービス制御局の装置の一部。ドコモによると、この装置がこれほど大規模な障害を起こした例は過去にないという。
携帯電話から発信する場合、まず無線基地局を通じて交換局に接続する。交換局は、制御局に発信者の番号契約が有効であるかなどの情報を問い合わせ、制御局が確認したうえで、着信側の交換局への接続許可を出す。これを受けて、着信側の交換局が受信者の情報を制御局に問い合わせ、許可を得れば端末につないで通話ができるようになる。
ところが、この日は関東甲信越の店舗で契約された約2454万台の約7%に当たる172万台分を管理する装置が故障。発信、着信時ともに制御局からの接続許可がうまく得られなくなった。
KDDIやソフトバンクの一部の携帯電話でも、着信の障害が起き、両社に問い合わせが寄せられた。障害が起きたのはドコモの携帯電話を以前に使っていて、当時の番号を維持したまま番号継続制で乗り換えた利用者。KDDIとソフトバンクは、課金対象である発信者の加入者情報は自社の制御局で管理しているが、着信時はいったんドコモの制御局に問い合わせて現在の携帯会社を確認した上でネットワークに接続する仕組みを取っているためだ。
ドコモは昨年1月に東京、神奈川、埼玉の1都2県で180万台がつながりにくくなる障害が起きたほか、同2月には関東甲信越で270万台に通話が途中で切れる不具合があったが、問い合わせは1000件余りだった。ドコモは今回の障害が顧客に及ぼした影響が深刻だったと見て、復旧と再発防止を急ぐ方針だ。【乾達】
毎日新聞 2011年6月6日 21時15分(最終更新 6月6日 22時40分)
」
「KDDIとソフトバンクは、(略)、着信時はいったんドコモの制御局に問い合わせて現在の携帯会社を確認した上でネットワークに接続する仕組みを取っているためだ。」って,逆向きのときはどうしているのだろう?
いまだに,電話番号はドコモやNTT東西が握り締めていて,他社は借り受けているだけってことなのかなぁ?